【長野県伊那市】伊那の桜散歩 六道堤の桜 22.04.10_12:10
高遠から伊那の市街に戻る途中に六道の堤という溜池がある。
江戸時代に高遠藩内藤家が築いた農業用の用水で、その土手に見事な桜が植えられている。
この辺りは江戸時代の開墾だったのか。田んぼに水は必需品。重機のない時代、山岳地帯だから開梱するって厄介だったんだろうな。
今も開発が遅れるというか、開発が進まない六道の堤あたりは、江戸時代の開墾の面影を感じる地域。
そんな溜池の土手の桜・・・見事です。
先人の苦労とか、努力とか、そんなもの一切吹っ飛ぶような、我が世の春風。
城趾の無秩序的に咲いた桜より、整然と咲く六道堤の桜のほうが個人的にはスキだなぁ。
この桜も、もう少し有名になってもいいと思うのだけれど、伊那の人たちはそういうところ下手なんだよなぁ。
桜は高遠だけで十分とか自分たちでリミッター効かせてしまっているのだろうか?
おかげでこんな素敵な桜をゆっくり見られたのは良かった・・・あ・・・地元の人用に隠しているのか・・・