甲州、武田信玄と桜散歩2Days 2日目その3 武田八幡宮に参拝 21.04.04 09:55
韮崎南アルプス中央線から王仁塚の桜を超えた南アルプスの山麓にあるのが武田八幡宮。
日本武尊の息子、武田の皇子の館があった祠が起源とか。
山梨県内には、武田氏が寄進したと伝わる八幡宮が点在するが、ここ武田八幡宮は武田家の氏神として鎮座している。武田氏は鎌倉時代から続く甲斐の守護。歴史の長さはハンパない。
江戸時代になっても徳川家康から社領を安堵され、柳沢吉保も甲府藩主時代に修復を行っているとか。柳沢も赤穂には冷たいが甲斐には優しかったのね。源氏のなんとかを名乗る人たちにとって、八幡宮はムゲにできないんだろうな。
山寺ならぬ山神社。
怖いほどの鬱蒼とした雰囲気。
拝殿は重要文化財らしい。今日も朝から地元の消防団が放水の訓練をしていた。
今もなお、地域の人々からも愛されているみたいだ。
武田八幡の奥には摂社なのだろうか別物なのだろうか?為朝神社が鎮座している。
武田信義が元暦元年(1185)に社殿を建立した源為朝を祀った神社だそう。
もうねぇ、鬱蒼の森の中。鹿よけネットがぐるりと取り囲んでいた。
天保12年(1841)に作られたと言われる源為朝像はおもしろ怖い感じ。
写真もビデオもない時代の話だから・・・。