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湯島の白梅文京散歩 学問の聖地、湯島聖堂 20.02.08 12:30
文京区の梅祭りが始まった。
梅は咲いたか桜は・・・春を探しに文京区を散歩してみた。
まずは御茶ノ水の駅を降りて、檸檬も投げずに工事中の聖橋を渡ればそこは湯島聖堂。
将軍綱吉により建てられた孔子廟であり、後の幕府の昌平坂学問所出会った場所。日本の学校教育発祥の地。
そんなわけで、湯島天神と合わせてワラをも掴みたい受験生の合格祈願の場所として有名。
世界で一番でかいと言われる孔子廟はもみての銅像。
学問以上に大切なものを暗に教えている気がする。
幕府の学問所であった湯島聖堂。
黒塗りの建物がなんとも権威的。
梅はちらほら咲き始めといった感じか。
日当たりはいいはずなのに、梅の咲き方が悪いのは権威に縮こまっているからかな。
だから勉強のできるやつっていうのは信用できない。
空襲で焼けてしまったため、湯島聖堂は今は鉄筋造りだけれども、これが木造だったらと思うと残念でならない。
漆が映えただろうなぁ。メンテナンスは大変だろうけど。
元孔子廟だけあってどこか中華風な建物もいい。
江戸は鎖国の時代だった割には、中国のことをよくわかっていらっしゃる。
そこのあたりは流石学問好きだ。
そんな湯島の聖堂に絵馬が沢山飾られている。
幕府の学問所と揉み手の神様に如何程のご利益があるのだろうか?
藁をも掴む受験生にとっては、とりあえず頼んでおけみたいな感じなのだろうが。
バチは当たらないだろうけれども、他人事ながらご利益は薄めだろうなぁ。