雙十節の中華街散歩 台湾には肩入れしたい日本人心情 19.10.10 14:22
雙十節の中華街散歩。
雙十節は、中華民国国慶日。つまるところ台湾の建国記念日。
つい先々週、大陸、中華人民共和国の国慶節だったのだけれども、そこはスルーして雙十節にやって来るところが私らしいへそ曲がり。
もっとも中華民国の成立は本来大陸で起きたこと。やがて中華人民共和国の成立で大陸から放逐されて今となっては台湾島とその周囲を実効支配する状況。大陸の力が強くなるほどに摩擦は増して、今香港がもめにもめていることも他人事とは思えないはず。中華中共の緊張関係は今頂点に達しつつあるはず。
そんな背景もあってか横浜中華街の雙十節は政治的な色合いが強い。
日本人としては、どうしても大陸よりも台湾に肩入れしたくなるのは仕方がない。
横浜の中華街自体も、料理店は広東料理が多いが南京で中華民国を設立した孫文が亡命していたりと台湾系との関わりも強い。
今日も台湾国旗を掲げている中華街の店も多い。中華街にある中華学院もすったもんだの末、今は台湾系になっているらしい。
もっとも、海外にいる中華系の人が大陸の社会主義に肩入れするというのも理解し難い。自由主義の恩恵って身にしみているだろうし。共産党の支配がなくなれば大陸も台湾もわだかまりはなくなるのだろうか?他国のものには深層心理は理解できない。
そんな雙十節の中華街でパレードを見る。
パレード参加者に女性が多い気がするのは気のせいだろうか?
そして、台湾系の女性は美しい人が多い気がするのも気のせいだろうか?
パレードで赤い旗が振られ龍が踊り爆竹が鳴り響くというのは、大陸も台湾も変わらないのに政治方針は大違いだ。
そして、台湾の平和が末永く続けばいいなぁと、陰ながら思っています。
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