見出し画像

浅草四万六千日詣り ほおずき市 昼間の部 19.07.10 16:01

東京に夏を告げる浅草は浅草寺の四万六千日参り。ほおずき市にやってきた。
先週の週末は恐れ入谷の朝顔市だったんだけれども天候優れず不参加だったので、浅草寺で鬼灯くらいは見ないと夏が来たって気にならないじゃないですか。(梅雨空続きで全然夏が来たって感じじゃないけれども)
ということで、有給休暇て曇天小雨模様の中お参りにやってきたというわけです。

もっとも、イベントをしていようがしていまいが浅草参りは大混雑。
東京観光のメッカ。少々のことでは揺るがない人出に逆にこちらがまいります。

三社祭以来の浅草詣で。東京に夏の到来を知らせるほおずき市なのに、肌寒いのは観光には良いけれどもなーんか拍子が抜けた感じ。

雷門から仲見世の人混み抜けて境内へ。
宝蔵門の辺りからほおずきの屋台が並ぶ。

まずは、四万六千日分のご利益があるという参拝をしないと始まらない。
ほおずき市には、去年も来たし、一昨年も来た。いつ来てないんだかわからないほど来ているのだが、その割に御利益がないじゃないか・・・と怒ってみても始まらない。

もっとも、お参りしたことを、今風に言うなら証拠のテーブを取っているわけでもなし。
自慢できるほど真面目に働いているわけでも暮らしているわけでもないので、無意識のうちに闇組織につながっていないことや給料が半分にならないことがご利益だと言われるとグーの音も出ない。10円の賽銭で偉そうなこと言うなと神様に怒られそう。

四万六千というのは一升枡に入る米粒の量らしいので、一生分のご利益という話らしい。
一生食いっぱぐれなければ安泰かな。資産ゼロ・・・老後の年金試算は到底足りそうもないけれども。

お参りをすませたら後は屋台を冷やかして歩く。
朱のほおずきはビタミンカラー。夏に眩しい美しさ。

ほおずきと一緒に売られる風鈴の音がまた夏らしい。
ほおずきのビタミンカラーと風鈴の涼やかな音。
これをセットで買うと2500円。
高いか安いかは人それぞれの思い。
思わず両親健在な実家に一鉢送ってしまったのは、四万六千日のご利益の無駄遣いか?
送料がそこそこ取られて今ひとつ納得行かない(笑)

昼間のほおずき市も良いんだけれども、やっぱりメインは日が落ちてから。
東日本の震災のときはそれでも開催されて、でも屋台の電球が味気ない白色のLEDになってしまったときにはもう日本も終わりかなと思ったけれども、最近は電球色のLEDがうまいことできていて、いい雰囲気に戻っている。
浅草寺はライトアップの夜こそその美しさを発揮する。
ちょっといっぱい引っ掛けながら夜まで時間を潰します。


ほおずき市の浅草寺はここ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?