湯島の白梅文京散歩 大河ドラマに乗っかって春日局墓参り 麟祥院
湯島天神からほど近い、春日通り沿いに春日局の墓がある麟祥院がある。
江戸幕府三代将軍家光の乳母であった春日局は権勢をふるいまくってあの世へと旅立った。
そんな春日局も父親は裏切り者、明智光秀の重臣だった。大河ドラマが明智光秀でなければ通り過ぎるところだけれども、川口春奈の努力に敬意を込めての墓参り。
表通りに立つ春日局の銅像が大原麗子のイメージからすると妙に若くて胸が強調されてちょっとセクシー。あぁ、将軍の乳母だからか・・・(爆)
明智光秀≒裏切り者というわけで、春日局も若い頃はかなり辛い人生を送ったらしいが紆余曲折のうえ将軍の乳母になるのだから何がどうなってどうしたのか、不思議な運命だ。
境内の奥にある春日局の墓は立派で周囲には春日局のおかげで幕府に取り立てられた稲葉家の墓なども並ぶ。
いい気なものだ。
春日局のおかげなのかはわからないが寺は管理が行き届いていて美しい。
大河ドラマが明智光秀が主人公だということで寄った春日局の墓なのだが、寺の名前が麟祥院。麒麟が来ると浅からぬ縁であるところが不思議なものだ。
厳粛なほど清掃が行き届いた境内。なーんとなく、こんなところに一日いたら気持ちいいだろうなぁなんて思ったり。
近所の人ならいいだろうけれども、ここまで目的を持ってやってきているこちらとしては、そんな願いは夢のまた夢か。
明智光秀の家臣の娘が紆余曲折の上将軍の乳母に。
それが今でも語り継がれているってすごいことだよなぁ。大概その時はいいけれども、後から悪口が上がって功績は有耶無耶になるのが落ちなのに。
それだけ将軍に愛されていて、批判はご法度だったのだろうが、今となってはその功績もよくわからないものに。
ちょっと愛して、長く愛して・・・やっぱりそんな感じだよな。
でもまぁ、一等地、文京区の地に眠っている事自体が奇跡だ。
マジで成功者って感じがする(笑)
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