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足柄は金太郎、小田原は金次郎の街なのです きんじろうカフェ 20.02.15 14:00

熊にまたがりお馬の稽古をしたのは金太郎。
童謡は有名で今はAuのCMで大忙しだが、そもそも何をした人物なのか今ひとつわからない。

薪を背負って本を読むのは二宮金次郎。
金次郎ということは、やっぱり次男だったのだろうか?
この人もやっぱり今ひとつ何をした人なのかよくわからない。

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どちらも何をしたのかよくわからないけれども、知名度だけは異様に高い。
西神奈川の偉人の特徴かもしれない。

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金次郎は財政難や飢饉で苦しむ村々を救って歩いて今では神として祀られている。
不思議な話だけれども、助けられた人たちにとっては神以上の存在だったのだろう。

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「経済なき道徳は虚言であり、道徳なき経済は犯罪である」は有名な彼の言葉。
今の日本の経済のどこに道徳があるだろうか?持たざるものの負け惜しみか。
二宮尊徳が損得に思えてならない。


そんな報徳二宮神社小田原城の片隅にあり、その境内にきんじろうカフェという今風の休憩所がある。
カフェなので当然有料で、コーヒーなどを飲みながら休憩ができる。
そんなカフェのお茶請けに小田原城下では有名な伊勢屋の大福が提供されていた。

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これも、伊勢屋さんが休みのときには提供されない品物で、これがあると看板に出ているだけで自然と休憩したくなる、そして頼みたくなるというもの。
小田原では老舗の和菓子屋だから。

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もう、その大福のうまいことと言ったら・・・。
帰りにおみやげに買ってしまうほど(笑)もっとも、小田原に来るたびに土産に買ういつものことなのだけれども。

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しかし、二宮金次郎もまさか将来神様として讃えられるとは思っても見なかっただろうな。
しかも、境内にカフェができてそこそこ儲けているなんて・・・いや、金次郎ならもっとうまい儲けの方法を提案したりして。
財政再建の人だからなぁ。多分、恋愛成就の願いは効かないだろう。学問のほうがどうだろう?勉強好きの金次郎なだけにご利益ありそうだけれども、家計のために進学などせず働けとか言うかもしれない。ホントのご利益って何なんだろう?




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