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すずちゃんの早朝観蓮撮影会2019 撮影三次会は山手西洋館、ブラフ18番館と外交官の家 19.07.20 15:40

長梅雨の曇天。ムッとする気候。根岸の森林公園からの山手。
すずちゃんの三渓園早朝観蓮撮影会の三次撮影会はブラフ18番館と外交官の家。

根岸から移動してきて山手イタリア山。
日本初の洋式競馬場跡からのイタリア山はなかなかのセンス。というか、根岸からの移動が車組、バイク組、バス組と別れたため、集合のための時間調整・・・といってしまうとそれまでか(笑)

横浜山手のイタリア山には明治の13年から19年まで、短い間だったがイタリア領事館が置かれたための呼び名。
港側からフランス山、イギリス山、かなり離れてイタリア山。力関係が読み取れます。
イタリア山には幾何学的なイタリア式の庭園があり花壇では四季の花が楽しめる。
同じ敷地にあるブラフ18番館は平成5年に、外交官の家は平成9年の移築復元。
ヨコハマの西洋館的にはわりと新しいラインナップになります。

山手の洋館といえば、ヨコハマ観光のトップメジャーの一つなのだけれども、みなとみらい線が開業以前は石川町駅から坂を登ってイタリヤ山にたどり着くのが最初の一歩だった。
ヨコハマ山手の玄関口というイメージだったのだけれども、みなとみらい線が開通して元町・中華街駅からアメリカ山までエレベーターが設置された時点で勝負あった。人の足は完全にそちらからになって、港が見える丘からイギリス館、エリスマン邸、ベーリックホールあたりを見て、外人墓地や元町公園の間から元町に下るみたいなルートが一般化。どうしてもイタリア山まで足を伸ばす人が減った感じで、寂しさを感じないわけには行かないのです。

それでも、トンガリ屋根の外交官の家やデザイン性に富んだブラフ18番館は見ごたえがありヨコハマの西洋館の中でも好きな建物。
なので、かなりの頻度で訪れているのであらためて・・・とも思うのだけれども、今回は妙に洋館の室内を照らすランプが気になった。
ランプと言うか、ランプシードというかランプカバーというか。

ひらひらとしたカバーから電球が少し覗けるとなんとなくわかめちゃんのパンツ見えた!みたいな・・・オヤジ趣味(笑)

カバーはまさか当時のものを使っているとは思わないけれども、妙にシックなデザインだったりするので、昔から?と思ってしまったり。

ブラフは割と明るい建物だからいいのだが、外交官の家はやっぱり日本人の住居であっただけあってか薄暗い。陰翳礼讃と言ってしまえば簡単だが、室内の薄暗さを照らすライトはブラフより重要度が高いのでは?

隣国との国際問題、少子高齢化と貧困の問題、足りない年金問題。暗いニュースが続く日本。明るく照らしてこそ写真の使命。いや、そんな大層なことを考えてはいないけれども。

今日に限って妙に引っかかったのはなぜだろう?


イタリア山庭園はここ




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