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【神奈川県伊勢原市】秋です。伊勢原日向へ彼岸花散歩 24.09.29_07:00
晩秋の伊勢原へ彼岸花見物に出かけた。
伊勢原の日向地区は神奈川でも有数の彼岸花の群生地。
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毎年恒例で楽しませてもらっている場所。
今年は、彼岸花の咲きが遅れていて、例年は稲刈り直前の稲と畔に咲く彼岸花の美しいコラボが見られるはずなのに、彼岸花の見頃のニュースに訪れた今日は、すっかり稲刈りが終わってしまっていつもと違う感じ。
それでも、収穫後の畔の彼岸花もこれはこれで悪くない。
大山の裏街道の日向っていう地域はなんとなく哀愁を誘う。
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今では先祖はなにか悪いことをしたに違いないと思うような場所なのだが、昔は駆け込み寺の浄発願寺や日向薬師の門前という地域。
明らかに開発から取り残されたって雰囲気もいい。
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そんな猫の額ほどの土地に暮らす人の暮らしを垣間見る楽しみ。
彼岸花っていうと、なにか長閑な日本の秋って感じなのだが、曼珠沙華って書くと、画数以上になんとなく雰囲気が重くなる。
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曼珠沙華を「まんじゅしゃげ」ではなく、サンスクリットの「まんじゅしゃか」って読ませるのは阿木燿子と山口百恵が作り上げた仕事。
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のどかな田の畦が情念の修羅場に変わってしまう。
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「まんじゅしゃか」だと都会の路地裏の日陰に咲く花ってイメージ。あくまで個人の感想です。
今日は、そんなドロドロとした感じではなく、長閑な秋の陽を楽しむ散歩。(残念なのは稲刈り後だったけど)
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伊勢原の彼岸花の里、堪能です。