【岐阜県岐阜市】秋の行楽、美濃散歩四日目 岐阜市内散歩 繊維問屋街 22.11.02_09:30
秋の行楽、美濃散歩。四日目。
今日は一日岐阜市内を散策!
この週末にキムタクが来るとか着ないとか大騒ぎな岐阜の街。
相変わらずジャニーズにうまいこと操れれる日本のマスコミ。
誰が来ようが来まいが関係ない。
淡々と見たいものを見て感じたい岐阜の旅。
織田信長とその義父の斎藤道三の岐阜城下散歩へ。
まず最初は岐阜駅前に陣取る繊維問屋街に潜入。
東京で繊維問屋街というと神田の岩本町あたりが有名だけど、それは江戸時代からの古着問屋街。
岐阜の繊維問屋街は戦後の引き上げ、復員の人たちがバラックで始めた古着屋がルーツだとか。
名古屋のベットタウン。40万都市の駅前とは思えない広大なアーケード感。
昔の岐阜はアパレルの街だと言われても、今となっては信じがたいがこれを見せられるとなんとなく納得がいく。
もっとも半分以上は店が閉まっていて、繊維問屋というよりはシャッターの見本市のような雰囲気。
何より驚くのは繊維街の巨大さ。
何筋有るのかわからないほどのバラック商店が駅前に展開されている。
再開発する体力がないのだろうか?
ビルにして縦に積んで空いた土地を再利用したほうが県庁所在地の駅前っぽいと思うのだが。
利権が複雑すぎて手も出ないのかな?
このときはいやぁものすごいものを見たって感じだったんだけど、旅を続けるうちに理解できた。
時代遅れの地方都市。これが美濃であり、これが岐阜なんだと。
織田信長がやっとの思いで落とした岐阜城を早々に引っ越していった理由がわかるというもの。
新幹線が止まらなければ、信長もイザという時京に出にくかろう。
繊維問屋街は岐阜の野暮ったさの象徴的存在。
あくまで旅人の個人的な感想だけど。
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