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【東京都千代田区】浮世絵を歩く 名所江戸百景第64景「水道橋駿河台」辺りを散歩 24.07.13_16:30

 水道橋と駿河台は江戸時代は一体だったのか。

 今では、水道橋というと、賭け事と格闘技のいかがわしい町であり駿河台は文京地域だ。

 隣町とはいえ、並び立つとはなかなか思えないのだが。

 どちらにしても町は神田川を元に成り立っていると思う。
 

 神田川をわたるための橋が水道橋で、本郷台地を切り裂いて駿河台を作ったのも神田川だ。

 駿河台は名前の通り徳川家康が駿河から武蔵にところ変えになったときに付き従った旗本・御家人の屋敷が並んだ町。

 絵に書かれた端午の節句も武士階級の街だったからだろう。

 旗本屋敷が並んでいた面影はすでにない。

 大きな屋敷跡を見てとることも難しい。

 今もはっきりと分かるのは水戸殿の屋敷くらいか。

 ただ、区画だけは四角が多いのは、お屋敷の跡なのかも知れない。




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