祝箱根登山鉄道全線開通 箱根登山ケーブルの下りは徒歩で強羅公園散策 20.07.27 10:15
箱根登山鉄道の終点、強羅駅からケーブルカーで早雲山まで登って、下りは歩いてと軽い気持ちで歩き出したが、強羅の坂はただごとではなく、顔はこわばるわ、膝は笑うわ、笑い事ではなく洒落にならなかった。
早雲山からの強羅への下り道。休憩ついでに途中にある強羅公園に立ち寄る。
箱根登山鉄道の1日乗車券で強羅公園見学自由。
なんていかした乗車券だろう。
強羅は箱根の高級別荘地で、元は家族や上流国民向けの保養施設。
甲羅公園はそんな別荘族の憩いの場で、フランス式の西洋庭園と和風庭園の折衷型で成り立っている。
園はよく管理され、噴水が有って、きついアップダウンを除けば近隣の別荘族の良い息抜き施設なのだろうなぁという感想。
整備された樹木も草花も都会じゃ珍しいけど、ここ箱根だしなぁ。
特別おおって感じにはならない。
小雨交じりの蒸し暑さはここが避暑地であることを忘れさせてくれるほどの不快感。
取って付けたような熱帯植物園の中の温度のほうが若干低く感じたことは黙っておこう。
昨今の日本の夏のあり方が間違っているのだけれども。
カフェや土産物屋などもあるのだけれども、オヤジには関係ないものばかりだ。
いいとこの人たちの息抜きの場所。あまり場違いなおっちゃんがウロウロしていては不似合い感が申し訳ないので、早々に退散することに。
下り側の出口(こちらがメインの入口なのか)からは強羅駅は目と鼻の先。
早雲山から下ってこなくてもケーブルカーには途中駅があり便利極まりない。
別荘族には丁度いい公園なんだな。