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1000日チャレンジ 725日目 東京国立近代美術館「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」②『老猿』(高村光雲)

ゴールまで275日

★BMI:24.8

◎先日、東京国立近代美術館で開催中の「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」展に行ってきたので記録を残しておきたい。

【開催期間】(東京公演)2023年4月9日~30日
【場所】東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
【主催】東京国立近代美術館、毎日新聞社、日本経済新聞社
【協賛】損害保険ジャパン、大伸社
(以下、公式web siteより引用)
「東京国立近代美術館は1952年12月に開館し、2022年度は開館70周年にあたります。これを記念して、明治以降の絵画・彫刻・工芸のうち、重要文化財に指定された作品のみによる豪華な展覧会を開催します。とはいえ、ただの名品展ではありません。今でこそ「傑作」の呼び声高い作品も、発表された当初は、それまでにない新しい表現を打ち立てた「問題作」でもありました。そうした作品が、どのような評価の変遷を経て、重要文化財に指定されるに至ったのかという美術史の秘密にも迫ります。
重要文化財は保護の観点から貸出や公開が限られるため、本展はそれらをまとめて見ることのできる得がたい機会となります。これら第一級の作品を通して、日本の近代美術の魅力を再発見していただくことができるでしょう。」

◎『老猿』(高村光雲)(重要文化財 明治26年(1893) 東京国立博物館蔵)
高村光雲;「1852-1934 明治-昭和時代前期の彫刻家。
嘉永(かえい)5年2月18日生まれ。高村光太郎,高村豊周(とよちか)の父。高村東雲に木彫をまなび,東雲の姉の養子となる。明治10年第1回内国勧業博で東雲の代作「白衣観音」が最高賞を受賞。東京美術学校(現東京芸大)教授,文展審査員などを歴任。大正8年帝国美術院会員。作品に「楠公像」「西郷隆盛像」「老猿」など。昭和9年10月10日死去。83歳。江戸出身。旧姓は中島。名は光蔵,のち幸吉。」(デジタル版 日本人名大辞典+Plusより引用)

老猿(東京国立博物館蔵)

★江戸仏師の伝統に西洋的な彫刻技法を取り入れ、彫刻家・芸術家へとつないだ第一人者は高村光雲だろう。猿が左手に掴んでいるのは鷲の羽で、鷲との格闘を終えた後の姿らしい。気迫のこもった猿の姿が印象的な作品。写真で見る印象よりも”大きいな”と感じる。1999年(平成11年)に重要文化財に指定された。



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