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1000日チャレンジ 391日目 『ルオーとヴォラール』(パナソニック汐留美術館ルオー・ギャラリー)

ゴールまで609日

★BMI:24.4

★先日、パナソニック汐留美術館で開催中の『イスラエル博物館所蔵 ピカソ ひらめきの原点』展を観た際に、常設のルオー・ギャラリーでの展示『ルオーとヴォラール』を観たので、印象に残った作品などを記しておきたい。

◎パナソニック汐留美術館は世界的にも有数のルオー・コレクションをもっている美術館。約240点を所蔵。企画展を開催中でも、ルオー・ギャラリーという常設展示スペースで常時数点の作品を鑑賞できる。今回の企画展示では、19世紀終わりから20世紀初頭にパリで活躍した画商アンブロワーズ・ヴォラール(Ambroise Vollard)とルオーが専属契約を結んでいた期間の作品を紹介している。
今回の企画展示の作品リストと解説はこちら ↓

https://panasonic.co.jp/ew/museum/contents/collection/pdf/220409-rg.pdf

★『女曲馬師(人形の顔)』(1925年頃、油彩/紙、68.3 x 48.8cm)
ルオーといえば厚塗りでキリストを描いた作品も多く、少し怖い感じの作遺品が多い印象もあるが、この作品は、とても可愛いくて、色使いも明るい。不勉強なので、知識が無いのだが、ヨーロッパの特に近代の画家はこの題材が好きなのか。マティス、シャガール、マネ、ロートレックなどなど。サーカス団や道化というのは、職業的な特徴から描きたくなるということか。旅や貧困、幼少期からの訓練や労働といった問題が背景にあって、そこにいる人たちを描くことは、その人生の悲哀を内面を描くということなのだろうか。そう考えると、この絵の少女も白い歯を見せて微笑んでいるけど、どこか物悲しい目のようにも見えてくる。とても印象的な作品だった。

画像は、こちらの記事からどうぞ。↓



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