1000日チャレンジ 703日目 練馬区立美術館「本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション」③
ゴールまで297日
★BMI:24.5
◎先日、練馬区立美術館で開催中の「本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション」を観てきたので記録しておきたい。
【会期】2023年2月26日(日)~4月16日(日)
【主催】練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
【企画協力】公益財団法人吉野石膏美術振興財団
【特別協力】吉野石膏株式会社
(以下、オフィシャルサイトより引用)「本展では、建材メーカーとして知られる吉野石膏株式会社が長年収集してきた絵画コレクションと、吉野石膏美術振興財団のアートライブラリーが有する貴重書のコレクションより、絵画と本との結びつきに注目して選んだ約200点をご紹介します。
アートライブラリーのコレクションにおける大きなテーマは、中世彩飾写本から近代のアーティスト・ブックに至る、ヨーロッパの美しい本の歴史をたどるというものです。なかでも印象派の画家カミーユ・ピサロの息子、リュシアン・ピサロが設立したエラニー・プレスのコレクションは、国内随一を誇ります。加えて吉野石膏コレクションゆかりの日本の画家たちが、どのように出版事業に関わってきたのかを示す資料も収集しています。
本展では同時代の書物と絵画を展覧することで、両分野が関わり合いながら歩んできた歴史を紐解いていきます。」
★アンリ・マティス『緑と白のストライプのブラウスを着た読書する女性』(Henri Matisse;1924年;公益財団法人吉野石膏美術振興財団蔵)
◎今回は、本に関わる絵画の展示ということで、選ばれたのか、初めて見るマティス作品。女性の着るブラウスのストライプの緑がとても印象的。マティス作品の中では、装飾性は低いほうだとは思うが、背景の色も含めて計算された配色が絶妙。東京都美術館でのマティス展が待ち遠しくなった。