1000日チャレンジ 901日目 新潟縄文の旅(1)十日町市博物館 常設展示「縄文時代と火焔型土器のクニ」
ゴールまで99日
★BMI:22.7
★先日、十日町市博物館で開催中の常設展示「縄文時代と火焔型土器のクニ」を観たので記録に残しておきたい。
「縄文時代と火焔型土器のクニ」
(以下、博物館web siteより引用)「十日町市は縄文時代遺跡の宝庫です。国宝・火焔型土器をはじめとする市内出土品を中心に、現代につながる縄文人の知恵や思いを伝えます。」
※新潟県笹山遺跡;昭和55年~60年に発掘調査(計7回)。炉跡112基、配石、土抗、埋がめなどが派遣されている。縄文時代中期~後期の大規模なムラの跡とされる。火焔型土器を含む多数の土器、土偶、石器などの遺物が出土。深鉢形土器 57点が国宝指定されている。
※火焔型土器;(以下、博物館web siteより引用)「火焔型土器は縄文時代中期(紀元前3,400~2,400年頃)の中頃に現在の新潟県域で栄えた土器様式です。隙間なく立体感にあふれた文様と均整の取れた造形美を有しています。その独特な形や文様は、近隣各地の土器様式の影響のもと、前3,300年頃に信濃川中流域で成立し、同地域のなかで継続、発展したと推定されています。
しかし、前2,800年頃までには姿を消し、あとには隣接する東北地方南部や長野県北部から影響を受けた様式が続きました。土器の様式はコミュニティ間の社会・経済的関係の強さや観念体系の表現でもあります。他地域に系譜のある土器が主体を占めるようになった背景には、社会・経済や観念体系を同時期に変化させるような劇的な出来事があった可能性を秘めています。
火焔型土器は一般に祭りなどの儀礼に使用することがあったと思われていますが、いまのところその使用状況を示す証拠は得られていません。内面にオコゲが付着することがあるため、煮炊きに使われたことは確実です。」
◎「火焔型土器」(縄文時代中期)(新潟県笹山遺跡出土;国宝)(十日町市博物館蔵)
★いやいや、迫力の国宝ざくざく、小ぶりな博物館にお宝が並んでいた。笹山遺跡出土の国宝57点のうち火焔型土器は14点。そのうちの1点が上の指定番号1の火焔型土器。ほぼ全てが残存・発掘されたこと、美しい形から『縄文土器の白眉』と言われているとか。大英博物館など海外でも展示されている(今回は、出張中でなくて良かった!)。不思議な造形のようにも思うが、じっくり近くで観察していると手作り感が伝わってきて、作った人はどんな思いだったのか、と想像を膨らませるとわくわくしてくる。楽しかったんだろうな。
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