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国際音楽祭NIPPON 2024諏訪内晶子プロデュース 室内楽プロジェクト Akiko Plays MODERN with Friends ~ウィーン1900~

【日時】2024年2月21日(水)19:00開演
【会場】紀尾井ホール
【出演】
諏訪内晶子(ヴァイオリン)
ベンジャミン・シュミット(ヴァイオリン)
鈴木康浩(ヴィオラ)
中村翔太郎(ヴィオラ)
イェンス=ペーター・マインツ(チェロ)
佐藤晴真(チェロ)
ポール・メイエ(クラリネット)
ホセ・ガヤルド(ピアノ)
秋元孝介(ピアノ)
【主催】ジャパンアーツ/日本経済新聞社
【後援】ドイツ連邦共和国大使館/オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本/ブルガリア共和国大使館
【協力】ユニバーサルミュージック/KAWAI
【曲目】
ベルク:ヴァイオリン、クラリネットとピアノのためのアダージョ
ウェーベルン:チェロとピアノのための3つの小品 Op.11
コルンゴルト:ピアノ三重奏曲 Op.1
安良岡章夫:ステッラ・ビナーリア~2台のヴァイオリンのための
 (国際音楽祭NIPPON委嘱) <2023>
シェーンベルク:浄められた夜 Op.4

【感想】今年で10年目を迎えた国際音楽祭NIPPON。諏訪内さんをデビュー当時からファンとして追いかけてきた私としては、音楽監督として10年続けてこられたことに敬意を表したい気持ちだ。今年も音楽祭のために日本の著名な作曲家・安良岡章夫さんに作曲を委嘱。安良岡さんは、桐朋学園高校時代の諏訪内さんの恩師だとか。ご本人も来場されて、コンサート前のトークと演奏後の挨拶をされていた。ヴァイオリン2本という珍しい編成の室内楽曲だが、文字通り2重星のように、互いを牽制しあったり、共鳴し合ったり、影響を及ぼしながら進む曲が心地よかった。
今回は1900年以降のウイーンを舞台にした作曲家・曲で編成されていて、どれも初めて聞くものばかり。こういう時代の曲は、終わったのか、まだ続くのかよくわからない。作曲家はどこで完成したと自分で思えるのだろう?などという素人の感想を持ちながら聞いてしまった。諏訪内さんが、終始楽しそうに、他のメンバーと音を合わせていたのが印象的だった。

https://www.japanarts.co.jp/special/imfn/assets/img/information/flyr_suwanai2024_clasmodn.pdf


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