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岐阜県美術館 「清流の国ぎふ」文化祭2024『PARALLEL MODE:オディロン・ルドン - 光の夢、影の輝き -』
◎ PARALLEL MODE:オディロン・ルドン - 光の夢、影の輝き -
【会期】令和6年9月27日(金)~12月8日(日)
【会場】岐阜県美術館 展示室3
【主催】岐阜県美術館
【共催】岐阜新聞社、岐阜放送、中日新聞社
【特別協力】皇居三の丸尚蔵館、東京国立博物館、文化財活用センター、紡ぐプロジェクト、読売新聞社
【協力】日本航空、日本通運、損害保険ジャパン
【後援】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、朝日新聞社、 NHK岐阜放送局、日本経済新聞社岐阜支局
【助成】(公財)田口福寿会
(以下、美術館公式web siteより引用)
「このたび岐阜県美術館では、19世紀後半から20世紀初頭にかけてフランスを中心に活動した画家オディロン・ルドン(1840-1916)を紹介する展覧会「PARALLEL MODE:オディロン・ルドン-光の夢、影の輝き-」を開催します。ルドンはジャン=レオン・ジェロームやロドルフ・ブレスダンに学び、木炭画や版画、パステル画や油彩画と様々に技法を変えながら、イマジネーションの世界を描きました。その夢幻の芸術は、フランスのみならず日本においても美術や文学、音楽、漫画等、幅広い分野に影響を与えています。本展覧会では、約300点の作品により、両国で愛されてきたルドンの作品を読み解きながら、知られざる色彩の秘密へといざないます。国内過去最大規模の夢の大展覧会となることでしょう。」
※オディロン・ルドン(Odilon Redon、1840年 - 1916年):「フランスの象徴主義の画家。1840年ボルドーで生まれる。木炭や版画によるルドン独自の「黒(ノワール)」の世界を築いた。50歳を過ぎてからは油彩画、水彩画、パステル画へと表現方法を広げ、豊かな色彩が高く評価されている。代表作は『夢のなかで』《花》《眼をとじて》など。」(展覧会公式web siteより引用)
★ルドンさん。黒くて怖くて、目玉で、、という程度の印象だった。今回は山本芳翠展との同時開催ということで、怖いもの見たさで鑑賞。でも、私のルドンに対する印象は、彼の画家人生のほんの一部であることがよくわかった。以外にも彼の後半生の絵は色彩豊かで、宗教画的なものから抽象主義的な作風まで様々な顔を見せてくれた。なかなか奥深い作家だ。ただ、今回は版画作品なども含んで300点もの作品が並んでおり、圧倒されてしまい、少々お疲れモードになってしまった。他の美術館の所蔵作品も観てみたい。
◎オディロン・ルドン「「エドガー・ポーに」 Ⅰ. 眼は奇妙な気球のように無限に向かう」(1882年:岐阜県美術館蔵)
◎オディロン・ルドン「オフィーリア」(1901-02年頃:岐阜県美術館蔵)
◎オディロン・ルドン「青い花瓶の花々」(1904年:岐阜県美術館蔵)
※今回のお土産
代表作のポストカードとポチ袋
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