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1000日チャレンジ 745日目 『ひと目でわかるマネジメントのしくみとはたらき図鑑 (イラスト授業シリーズ)』読了記録
ゴールまで255日
★BMI:24.3
◎『ひと目でわかるマネジメントのしくみとはたらき図鑑 (イラスト授業シリーズ)』(野田 稔 (監修), 千葉 喜久枝 (翻訳);創元社 ;2022)
(以下、出版社web siteより引用)
「多様な理論の基礎を押さえる!
見開きでまとまった簡潔な構成と、適度にデフォルメされたイラストで、複雑なしくみやはたらきをわかりやすく学べる「イラスト授業シリーズ」第7弾。
グローバル化やテレワークの普及など、新しい労働環境に対応しながら事業を円滑に進め、個人でもワークライフバランスやキャリア形成に努めなければならない現代において、マネジメントの考え方はますます重要になってきています。本書は、経営者や管理職に限らず、あらゆるビジネスパーソンが活用できるさまざまなマネジメント理論をイラストでわかりやすく解説。ビジネスから非営利活動まで、組織やチームで働く人にもフリーランサーにも役立ち、学生や若手社員のキャリア学習にも適した、これまでにないビジュアル図鑑です。
〈本書の特長〉
(1)さまざまな場面でのマネジメントを学べる
企業や組織の経営者・責任者から中間管理職、チームリーダー、構成員の立場まで、さまざまな領域で求められるマネジメント能力について総合的に学べます。
(2)イラスト図解で直観的にわかる
古典から最新のマネジメント論までを簡潔にまとめ、イラストとともに説明しているので、複雑な内容も直観的に理解できます。
(3)情報がコンパクトで読みやすい
それぞれのテーマは見開き(2ページ)単位で簡潔にまとまっているので、興味関心に合わせてどこからでも、短い時間で読むことができます。
(4)コラム形式でさらに気軽に
各テーマは、導入と概要図解のほか、応用理論や関連情報などの多彩なコラムを組み合わせた形で構成されているので、長々とした文章を読む必要がありません。
(5)キャリア教育にも活用できる
さまざまな立場を想定したマネジメント理論の基礎を紹介しているので、これからキャリアを形成する学生や若手のビジネスパーソンの学習にも役立ちます。
〈各章の主な内容〉
第1章 マネジメントの基礎
マネジメントの基本的な考え方や発展の歴史と、全般的な活動に適用できるマネジメントの基礎理論を紹介する。
第2章 組織の管理
組織やチームのマネジメント、また生産者と消費者の関係に焦点を当てたビジネスモデルなどを扱う。
第3章 人材管理
チームを適切に管理しメンバーの成長を促す方法や、組織内での人事や評価などについての考え方を解説する。
第4章 コミュニケーション
組織やチーム内での円滑なコミュニケーション方法に加え、外部への効果的なアプローチ、交渉、トラブル解決などを扱う。
第5章 セルフマネジメント
時間やリスクの管理、キャリア形成やストレスへの対処など、個人のワークライフを適切にマネジメントする方法を紹介する。」
【感想】日本語版監修の野田先生が、以前NHKの番組(Eテレ「仕事学のすすめ」)で好印象だったこともあり、この本を手にした。
見開き2ページでマネジメントに関する用語解説が200ページ余りにわたって並んでいる(用語の数では100余りか)。2ページなので詳細な解説というわけではないが、とても簡潔に、そしてイラストとその構成が素晴らしくわかりやすい。知っている言葉(例えば「需要と供給」)でも、何がポイントなのかを的確に示してくれている。「学習する組織」という項目では、オーケストラのイラストとともに、この言葉が拡がるきっかけとなった「センゲの5つの規律」についての解説がなされている。本当にわかりやすい。日本語訳も自然で読みやすい。最近購入したビジネス書の中では出色の1冊だと思う。原著は、2020年刊行のようだが、引用されているデータが少し古いものがあるのが気になるが、いずれにしても、この本をきっかけにさらに詳しく調べることになるのだろうから、そこは気にしなくてもよいのかとも思う。しばらく、ペラペラ毎朝、寝る前にでも繰り返し読んで勉強したい。