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日常コラムvol.5 | デジタルな現代のアナログの魅力

こんにちは、masayoです☺︎
突然ですが、わたしはAIの力を借りてこのコラムたちを完成させています。そう。現代はどこを見てもデジタル化が進む時代。メッセージのやりとりも、日記を書くことも、買い物までもスマートフォンひとつで完結する便利な世の中です。それなのに、ふと思うことがあります。「アナログ」って、どこか温かくていいな、と。そんなアナログならではの魅力について、今日はお話ししたいと思います。

※現代的な意味としてのアナログ
 •手作業や手作り
 •人間味、温かみ、個性や不完全さ
 •伝統や昔ながらのもの
 •人と人との直接的なつながり


1. SATCとアナログの魅力

最近、映画『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』や『キャリーの日記』を見返していて、その中で描かれるアナログの魅力について考える機会がありました。いつの間にか10年以上も前に公開された作品になっていたんですね。携帯電話やパソコンなど、時代を感じさせるシーンも多く、アナログなことのひとつです。それ以上に、登場人物たちのライフスタイルや価値観は、今のわたしたちにも心に響くものがあります。

キャタクターたちの仕事や恋愛がうまくいかないことがあり、傷ついたり悩んだりする場面もあります。大人になっても、そうした感情を率直に表現し合い、互いに支え合う姿は、どこか日本人の文化とは異なる「アナログ的な魅力」を感じさせます。また、伝統的なことやイベントを大切にする習慣にも、わたしは強く憧れを抱きます。デジタル化された時代の軽やかさの中で、失われつつある重みや深さを取り戻すきっかけが欲しいと感じることもあります。『SATC』では特に「愛」をテーマとした内容が多く、キャラクターたちの振る舞いには、アナログ的な深い愛情や感情が詰め込まれているのを感じます。それは、現代に生きるわたしたちが再び思い出したい大切な価値観のように思います。

この作品の中で描かれる、伝統を大切にしつつも新しいものを受け入れる柔軟さや、人と向き合う姿勢には、デジタル化が進む現代においても意識したいメッセージがあります。『SATC』を通じて再認識するのは、アナログがもたらす人間らしさや、他者との丁寧なつながりの力です。

2. アナログ体験の素晴らしさ

わたし自身、特に伝統文化を学んできたわけではありません。でも、今年になって和紙作りや機織り、お線香作りを体験する機会がありました。その中で感じたのは、手間暇をかけてものを作る喜びです。

例えば機織り。着付けを習ってから織ることに興味がありました。実際に体験してみると、10cm織るのも大変で、「こんなにも織る作業が大変だとは思わなかった」という驚きがありました。それでも、この布がなければ服が作れないのだと考えると、昔の人々が生活の中でどれほどの時間を費やして布を織っていたのかに思いを馳せ、完成品への敬意が湧きました。これが機織り体験を通じて学んだアナログの魅力のひとつです。

京都 アトリエシムラ 機織り体験

機織り体験をした場所:


また、お線香作りでは、自分で香りを調合する楽しさや、自分で作った作品への愛おしさを学びました。この体験はお坊さんが開催されているものだったため、簡単な説法を聞いたり、他の参加者とも一緒に楽しい時間を過ごしました。横浜の方から来ている方もいらしゃいました!こうした手作業を通じて、アナログだからこそ味わえる時間の尊さを再確認しました。

京都 体験工房 寺スペース 線香作り体験

お線香作りを体験した場所: https://ws-tera-space.com/

特別な体験をしなくても、普段の生活の中でアナログの楽しさを取り入れることはできます。例えば、年賀状を書くことや、感謝の気持ちを込めてメッセージカードを贈ること。ちょっとした差し入れのお菓子ひとつに一言書いて渡すだけでも良いのです。デジタル化されたメッセージが主流の中で、手書きの文字が持つ温かさは、受け取る人にとって特別な感情を呼び起こします。手書きのカードには、送り手の個性や気持ちがしっかりと刻まれており、それは削除もコピーもできない唯一無二のものです。

3. 時代が変わる中でのアナログの重要性

時代が変わり、私たちのコミュニケーションの形も変化してきました。便利さは確かに魅力的ですが、それだけでは得られないものがあるのではないでしょうか。例えば、LINEの返信一つで安心感を得られることもあれば、既読スルーに不安を感じることもあります。これはデジタルが効率的である一方で、人と人とのつながりの深さや温かさを十分に伝えることが難しい側面を持つためかもしれません。

また、家族や友人と過ごす時間、一緒に食事をしたり、何気ない会話を楽しんだりする中で感じる「温かさ」は、いくらハイテクなツールが発達しても代替できないものです。アナログな行動は、わたしたちの心を満たし、日常の中にちょっとした幸せを運んでくれます。

もちろん、アナログなやり方は時として面倒だと感じることもあるでしょう。手紙を書く時間や労力は、デジタルメッセージよりも手間もお金もかかります。しかし、その中には、送り手の思いやりや心を込める時間が含まれており、それが受け取る人にとって特別な価値を生み出します。

さらに、効率を求めがちな日常生活において、アナログは「不便」だからこそ心を満たす力を持っています。最近では、デジタル化が進むほどにアナログなものが再評価される流れもあります。友人たちからも「モノづくりや伝統工芸に触れると心が落ち着く」という声を聞くことも増えています。

日本の伝統的な文化は、今後、どのように世界で活躍していくのでしょうか。それを考えると、アナログが持つ重要性をわたしたちの生活の中で見直すことが、ますます必要になっていると感じます。

4. アナログの良さを日常に取り入れる

これから年末に向けて、気持ちも忙しくなってくることも多いと思いますが、そんな時こそ一息ついてアナログな楽しみを取り入れるのはいかがでしょうか。ホットなドリンクを飲みながらイルミネーションを見たり、手書きでクリスマスカードを書いたり、季節のイベントを肌で感じて楽しんだりすることです。普段手紙を書く習慣がない方も、一文でもいいので、大切な人に自分の言葉を贈ってみると、心がほっと温まる時間になるかもしれません。

こうした小さな行動が、アナログの良さを日常に溶け込ませてくれます。それは、デジタル化された世界では感じにくい、わたしたちの心に寄り添う温もりを届けてくれるものです。

わたしにとってアナログなことを大事にしたい理由のひとつは、キレイな言葉や文章だけでは相手に届かない何かがあると感じているからです。手間を惜しまず、相手に直接気持ちを伝えようとする行動こそが、わたしたちの心を通わせ、日々を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

忙しい日常の中で少し立ち止まり、アナログなものを意識して取り入れるだけで、新しい発見や温かい気持ちに出会えるはずです。それはデジタル全盛のこの時代だからこそ、わたしたちにとってより価値のある行動となるでしょう。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた次回☺︎

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