【図解】いいかげん、自分が持つセンサーの偏りを理解しろ。
バンクシーが自分の絵をシュレッダーにかけたことが話題になっていますね。彼が世の中のリアクションを緻密に考えて実行したと思うと、嫉妬すら覚えるくらい天才だなあと感じました。
今回は僕が好きなテーマ”人の能力の偏り”について。
僕は前々から関心がある人が2人います。
「才能て何?天才って何が違う?」
1人目は”天才”。明らかに僕らよりもすぐれて見える人。レオナルド・ダ・ビンチやピカソやモーツアルトやニコラ・テスラなどの天才的なアーティストや音楽家や発明家は僕らと何が違う?
あともう一人。
「なんでこんなに話通じないの?」
2人目。わかり合えない人。相手も明らかに同じ表情をしている。同じ日本人なのになぜこんなに言葉が通じないのか?何が違うのか?
この2人の生態系を研究することで、わかったことがあります。
それは”人の能力の偏り”
人の能力には個人差があります。その個人差は何で決まるのか?
「先天的能力」と「後天的な経験」のかけ合わせ。
だと考えています。今日は特に前者についての話を中心にしたいと思います。後者は学習した度合いとか体験した経験とかのインプットの総量くらいで考えていただければいいかなと思います。
先天的な能力は「センサーの強さ」
人にはセンサーが備わっています。マサイ族は遠くが見えるし、高く飛べる。
女性は男性より色が多く見えるといいます。音に敏感な人は、ドレミファソラシドを正確に言い当てれます。
僕はそのセンサーのつよさの度合いを解像度と呼んでいます。カメラの画素数のように人にはセンサーの強さの度合いが異なると思っています。
パワプロのサクセスの最初の能力のように人の能力もある程度異なります。
つまり、同じ情報でも情報をキャッチする人としない人が存在するということです。
世の中には紫外線が見える人が存在したり、100m先が見える人が存在したりします。それが天才です。
当たり前ですがそのような情報はセンサーが弱い人にとっては見えません。
ここで怖いのが自分がキャッチできる情報だけが世界のすべてだと思うこと。
個人的に僕は意見がぶつかりやすい全く話が通じない人は、ここのセンサーの盲点で揉めることがほとんどだと思っています。
いいかえると、それは自分のセンサーの優れたとこと、相手の弱いとこの間かその逆だということです。
もう一つ大事なこと。それは
センサーに偏りがある
まず、ここで大事なのはセンサーは一つではなく、複数備わっていることです。それぞれのセンサーは偏っており、センサーの組み合わせが最終的な能力を決定します。
そして、そのセンサーのバランスによって様々なタイプに分けられます。
それは、長距離選手や短距離選手の体がまるで異なるようにセンサーの性能は異なります。
まず自分のセンサーを理解しろ
才能がない人間はゲームオーバーなのか?
答えはノーです。
僕がここでいいたいのは才能がある人間とそうじゃない人間を差別したいわけじゃなくて、自分の戦い方を理解してほしいと思っています。
必ず各パターンのロールモデルがいます。
必ずしも天才がいいわけじゃありません。
天才は共感されにくいという点で不幸です。理解者が必要。
センサーが弱い人は、人に理解されやすく人気になりやすい。ストレスレベルも低い。
このように、いいとか悪いとか特にないと思ってます。
ただ、自分と向き合うためにも、僕は多くの人が自分のセンサーの解像度やその偏りを理解して自分の生き方を選んでいけば少しは楽になるんじゃないかと思っています。
これにて今回は終了です。