【図解】天才の生存戦略
人にはセンサーがあり、そのセンサーの性能にバラツキがあり、それによって個体差がでてくる。
そして、最終的な能力はセンサーの強さ×経験の量で決まると書きました。
今回は天才型について。
天才はどこに時間という人生のコスト費やすのか?
簡単に前回を振り返ると、天才とは普通の人は持たない驚異的な解像度を持つ人と書かせていただきました。
では、彼らは限られた人生の時間どこにを費やし、どのように経験を埋めていくのでしょうか?
そんなことを考えてみました。
天才は違和感を感じて生きている
天才は生きているだけで人が感じない情報をインプットしてしまいます。
しかし、その違和感を他人は感じず生きています。
なので考え過ぎや繊細もしくは変わり者だと言われることが度々あります。
なので、彼らは自分が見えているものを証明することにほとんどの時間を費やします。彼らはそうすることで生きてるという実感を得ようとします。
違和感の証明=彼らの生きる意味
なのです。
2つの生存戦略
そして、その違和感の証明は大きく2つの戦略に分けられると思います。
パターンAは、共感ポイントをハックする戦略
人から圧倒的な共感を得ることで違和感を証明する戦略です。
個人的には松本人志さんがこのタイプに近いのかなと思います。
この戦略をとった人はいろいろなコミュニティの正解を理解し、人の気持ちを理解できる人になります。お笑い芸人やテレビのコメンテーターが職業のひとなら最強です。世の中の共感ポイントを理解しているという強みを生かして複雑な人間関係もなんなくこなします。
ただし、1つ問題があります。世の中に合せてしまうあまり自分が思う正義と世の中の求めていることが乖離してしまうことがあります。例えば売れてしまったアーティストが、世の中に受けるものや売れるものを理解してしまったがために自分の作品を作れないようなジレンマに陥ることがあります。
2つ目は、圧倒的なアウトプットを目指す戦略
これは共感ポイントを無視し、自分の強みを使って圧倒的な成果によって違和感を証明する戦略です。
落合陽一さんのようなタイプが近いんじゃないかと思います。
これは共感ポイントに時間をさかない分ストレスレベルは限りなく低い状態です。
ただし、人に理解されづらい上に、人の気持ちを読めないことが多いため、
わかりやすいアワードなどを受賞や圧倒的なポートフォリオなどがないと、まず人から信頼されません。安全な道ではありません。
自分のタイプを理解できると戦い方が見える
今日は天才パターンに焦点を当てましたが誰にでも、自分の型があると思いますのでそれを理解して、自分の戦略としてもらえればと思います。
おわり