こんにちは!東京の不動産会社で働く現役の不動産仲介職のマサと申します。 会社員→海外生活(約2年)→フリーランス→会社員(今ココ)という経歴で、気づけば売買仲介コンサル業をやって10年が過ぎました。 世の中には数えきれないほどの不動産系ブログがありますが、現役じゃない個人の方や、金融や司法関連業などの、不動産業界に関連はするけど直接的には不動産事業を行っていない方が運営しているものも数多くあり、 内容がリアルじゃない 補足情報が足らず誤認識させてしまう 実際の商慣習と
10代の頃は気にも留めていなかった親や祖父母の相続問題。 高齢の祖母がいる母子家庭の筆者家。 大人になって、祖母の体調問題が出るにしたがってちらほらと相続の話題が出るようになって、私も不動産の仲介という仕事で相続案件を扱うこともあり、今までまるで放置していた「我が家の相続問題」について徐々に考えるようになりました。 祖母は二度の高齢ガンを克服し、80を過ぎても現役で商売をしていたスーパー元気な婆ちゃんで、地元ではちょっとした有名人。 そんな老い知らずのスーパー婆ちゃん
ぶっちゃけ普通に生活している分には関係ないんですけどね😐 家の上にバルーンを飛ばしたい人や、核シェルターや温泉を掘りたい方は是非読んでってください? 不動産メディアSmuUから読む場合はこちらから ■所有権の範囲は定められている?土地の所有権についての法律では、敷地の所有権は敷地の上下にも及ぶとされているのみで、『何mまで』という制限は明記されていません。 つまり原則では、深さ高さ問わずどこまでも所有権が及ぶことになります。 敷地にまっすぐ地下1kmまで穴を掘ろうが
大相続時代の到来と言われる現代日本。 不動産の相続登記が2024年から義務化されるということもあって、身近なところでも相続が話題に上がることも増えてきました。 相続って何から手を付けていいか分からなくて、穏やかに進まないと時間もかかるし人間不信になるしで、精神的にも参りがち。 かくいう私も、知識がない状態で急に相続が回ってきてアタフタした人の一人で、、、 あの時知っておけばもう少し賢く立ち回れたのになって今でも思います。 今回はそんな相続の基礎的な部分、いつまでに何をど
不動産メディアSmuUから読む場合はこちらから。 住宅を購入するときに悩むのが、住宅ローンを『変動』で組むか『固定』で組むかという点。 先に家を買った周囲の友人や知人に相談する方も多いのではないでしょうか? 変動金利は確かに金利上昇のリスクがありますが、少なくとも現時点では35年固定の半分以下の金利で、とてもお得感を感じます。 2022年7月21日 日銀の黒田総裁は物価上昇に賃金上昇が追い付いていないこと、現在の急激な物価上昇を解消するためには大幅な金利上昇が必要で経
アメリカの政策金利(プライムレート)の上昇により話題に上がることが増えた日本の住宅ローン金利。 経済が成長することによる良いインフレ局面では、政府は金利を上げて経済活動の過熱を抑制しますが、今の日本のインフレは急激な円安と原油・原材料の高騰が原因の『成長なきインフレ』状態のため、少なくとも現時点では日本国内の変動金利の上昇はないだろうと言われています。 とはいえ、いずれ起こるであろう将来的な金利上昇によるリスクと、家計を支える変動金利のルールについては正しく知っておきたい
住宅ローンを組む際には元利均等返済と元金均等返済のどちらかを選ぶことになりますが、この違いがよく分からない人も多いのではないでしょうか? 今回は2つの返済方法の特徴の説明と、どちらが得になるのかについて解説します。 SmuUから読む場合はこちらからどうぞ▼ ■2種類の返済方法・元利均等返済 返済額が毎月一定で、現在多くの人が選んでいる返済方法です。 ※金融機関も元利均等返済を前提に提案してきます。 毎月の返済額は「元金分の支払い」と「利息」の合計値ですが、元利均等返
賃貸を借りると必ず加入するのが家財保険ですが、 家を買った場合は、火災保険に加入しても家財保険には入らないという方も多いです。 「高級な置き家具が少ない」「保険料を節約したい」というのが主な理由なようです。 しかし家財保険は意外と補償範囲が広く、また、火災保険に加入するだけでは災害時の家財の被害については保険金が支払われないことが多いので、せっかく家を購入してお気に入りの家具を配置するのであれば家財保険への加入を検討したいところです。 SmuUから読む場合はこちらからど
SmuUから読む場合はこちらからご覧ください▼ https://smuu.jp/knowhow/kokuchijikou/ 物件を探す多くの方が気にされるのが、事故物件かどうか。 基本的には募集図面の備考欄に「告知事項あり」などと記載されていますが、書かれていなくても相場よりも安い物件だと不安になったりしますよね。 告知事項は、買主や借主の判断に大きな影響を与えるため「心理的瑕疵」と呼ばれます。 具体的に何が告知事項なのか? 告知事項に該当しないケースは何なのか?
一戸建てを探していると「この戸建て、所有権で告知事項もないのにやけに安くない?」という物件がたまにあります。 広告をよく見ると「連棟」「タウンハウス」「テラスハウス」などと記載されていませんか? 連棟住宅と呼ばれるタウンハウスやテラスハウスはなぜ安いのでしょうか? 連棟住宅の説明と、買うメリット・デメリットについて解説します。 SmuUから読む場合はこちらからどうぞ▼ ■連棟住宅とは通常の一戸建てと違い、建物の構造壁や柱を隣の建物と共有していて、建物同士がくっついて
不動産の取得、売却、登記で気を付けなければいけない贈与税。 実際にはお金や不動産を贈与されてなくても、贈与と見なされれば贈与税の課税対象になりえます。 本記事では贈与税の税率と計算式、贈与税の軽減方法、贈与税が課税されるケースなどを解説します。 SmuUから読む場合はこちらからどうぞ▼ ■贈与税の基本と計算方法贈与税=(贈与財産課税標準額 - 基礎控除額110万円)×税率 - 控除額です。 贈与税は、金銭や有価証券(株式)、不動産などを個人から贈与されたときに、贈与
はじめて家を買う人にとっては、住宅ローンの審査も初めてになるわけで、当然どんなものか分からないですよね。 で、分からないまま審査を出して、原因が分からないまま減額されたり非承認になったりして購入直前でハシゴを外されてガッカリ。。なんてことがあります。 事前に相談してもらえればアドバイスもできるんですが、個人情報に繋がる部分をギリギリまで教えたくない方も多いものです。 最終的にはプロに相談していただきたいですが、 「こんな場合は気を付けて」ということをまとめたので、まずは
広い部屋への引っ越しもそうですが、マイホーム購入で今と将来の自分たちに必要な家の広さが想像できない人は多いものです。 実際に物件を見て回っていると感覚で分かってくるものですが、予算やエリア決めにも影響するので、できれば探し初めにの段階で検討を付けておく方が無駄がなくスムーズです。 今回は計算式で求める、世帯人数と部屋の広さについてのお話です。 ※SmuUで読む場合はこちらか▼ https://smuu.jp/knowhow/tekisetsunahirosa/ ■計
不動産の個人間売買の多くの場合、物件引き渡し以降定められた期間内は、売主が契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)と引き渡す設備の修復責任を負うことになっています。 この責任の特徴は、期間内であれば引き渡し後であっても責任があり、売主自身が把握していなかった部分についても責任を負う点です。 売主の立場でも買主の立場でも、瑕疵(欠陥)については正しく理解しておくようにしましょう。 ■契約不適合責任の原則契約不適合責任というのは、 引き渡した物件の品質が、契約前に物件の状態として
不動産屋をやっていると切っても切れないものがあります。 それが風水です。 風水を大切にするお客様は特に経営者層に多い印象ですが、中には風水の先生によって契約日、引き渡し日、引っ越しの時期、方位、間取りなどを事細かく指定されていて、物件探しが難航することがあります。 不動産の売買には必ず相手がいるので、「契約日と引き渡し時期がこうじゃないとダメ」と言ったところで相手が都合を合わせられないことも多いですし、相手の都合を押し付けられることを不快に思われる人もいて、ようやく見つ
現在の借入残高よりも売却見込み額が大きい場合をアンダーローン、小さい場合をオーバーローンといいます。 不動産をフルローンで購入して間もない間は、多くの場合がオーバーローン状態になっているものですが、オーバーローン状態の不動産は条件が揃わないと売却することができません。 事情があってオーバーローン状態で売却する4つの方法について紹介します。 ■4つの売却方法ローンが残っている車の売却は車自体を担保に入れているわけではないので、売却後にローンが残ってしまっても完済まで返済が