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挑戦し続けた画家・ミロの好感度が爆上がりした件について

月初に、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムへ訪れた。
「ミロ展ー日本を夢みて」だ。日本が大好きな画家・ミロの画展だった。

実はこう見えて、私は美術館や展示に行くことが趣味だ。必ずポストカード・気に入ったら複製原画は買うことがある。

とはいいつつ、今までは親の影響や留学先で美術館に行くようになってから風景画が好きで、ピカソなどのキュビズムの絵画は「なんだよこれ」という感覚をもつ人間だったのだ。

そのため、予約はしたものの「え~ミロってなんか変な絵だし行っても私の好みじゃないかもな~」とか思って行くまでは乗り気じゃなかった。

だが、一歩踏み出すとその世界は期待を大きく上回った。

ミロの人間性が、絵から感じ取れたのだ。

ミロは、革命家だった。

最初風景画を浮世絵っぽく書いたり浮世絵を絵の中に取り入れたりしていた。
また、詩人とコラボして絵の中に文字を取り入れたり、来日後に万博で絵を描いてから墨汁を使って大胆に描いたり……

展示が続くにつれて、
絵がみるみる変化していった。
こんな画家はなかなかいない気がする。

画家は風景画か人物画を行き来するくらいで、
あまり大胆に画風が変わることはない。
だがミロは、5人くらい人が変わったかのような展示だった。

まさに、挑戦しつづける、変化し続ける画家。
それがミロだった。

私は、世の中の良いものを取り入れ、
常に変化し続けるミロの姿を展示の絵から感じ取り、惚れ込んでいった。


やっぱり、画家はいろんな人がいて、
いろんな絵が残っていること自体が素晴らしい。
ミロは、近世の画家だから比較的沢山作品のことも情報が残っているが、
中世の画家の絵が何百年後にも残っていることは普通に考えてすごいことだと感じた。


これからも、いろんな画家の作品に触れ、
いろんな教養を深めていきたい。


※ミロ展は本日17日までです!
もし良かったら、私が迷って買い損ねた複製原画を買ってくださる方募集しています笑


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