直接応募を獲得するために、3つの求人媒体の特徴を整理してみた

以前、介護スタッフの採用コストを下げるために、求人広告での応募を増やす3つのステップ（大西流）という投稿をしました。

じゃあ、応募を増やす方法は分かったけど、どの媒体がいいの？って話があるので、介護系の求人媒体3つを整理してみたいと思います。

【1】ジョブメドレー

まずはこちら。掲載求人数が日本No.1のサイトです（約60,000件）
前回も紹介した通り「掲載求人数が多いサイトに人は集まる」がWebサイトの鉄則なので、こちらのサイトはマストで利用すべきです。

■特徴
●スカウトメールが毎月200通無料で打てる。
●採用成功報酬型なので、広告掲載料が要らない。
●採用単価を自由に設定でき、高くすると検索表示順で上位表示される（言い換えると、採用単価を渋っていると上位表示されないので応募がこない）
●採用単価の5%が就職祝金として内定後に求職者に支払われる仕組みなので、採用単価が高いと応募率が高まりやすい（例：採用単価400,000円の場合は、就職祝金が20,000円）
●ユーザーは気に入った求人をキープする事ができ、採用担当者側としては自法人の求人がキープされるとその通知が届く。求人キープしてくれた人にスカウトメールを送ると応募率が通常よりも約4倍高い。
●スカウト、面接日時調整、内定、不採用など、各シーンでのメッセージテンプレートが充実。メッセージ内容に迷うことがない。
●万が一、採用者が退職してしまっても、1ヶ月以内であれば返金制度があるので安心。
●広告を作成し、申請してから承認・掲載されるまでに時間がかかる。審査がかなり厳しく、正直面倒･･･。細かい表示規制がある。
●高頻度で「この人採用しましたか？どうなりましたか？」と、応募者の後追い連絡がカスタマーサポートセンターから連絡が入り、こちらも正直面倒･･･。しかも、メールではなく毎回電話連絡･･･。

【2】カイゴジョブ

こちらは、約20年経つ老舗の求人サイト。掲載求人数は約30,000件でジョブメドレーの半分ぐらいです。ジョブメドレーと合わせて使うと良いと思います。

■特徴
●求人をキープしてくれた人には、スカウトメールが無料で打ち放題。
●採用成功報酬型なので、広告掲載料が要らない。採用するまで、すべて0円。
●ジョブメドレーのように採用単価は自由に設定できず、保有資格×雇用形態で決まっている（介護系の場合は、5～30万円）
●採用単価が決まっているので、検索表示順位はジョブメドレーのように採用単価が高い順位ではないので、広告内容の更新順。
●求職者に対しての就職祝金制度はないので、応募者はお金目的ではなく、純粋に転職したい人達。
●万が一、採用者が退職してしまっても、1ヶ月以内であれば返金制度があるので安心。
●広告を作成し、申請してから承認・掲載されるまでの時間はジョブメドレーよりスピーディーなので、ジョブメドレーよりストレスが少ない。

【3】e-介護転職

2021年4月時点での求人掲載数は約70,000件。こちらが、日本イチ？！（笑）CMではジョブメドレーが「日本イチ」と言っていましたが、どちら日本イチなのかは、僕には分かりません（笑）

掲載求人数が多いので、e-介護転職も応募数を集めるためには、良い媒体の候補になると思います。

■特徴
●掲載課金プランと応募課金プランが選択可能。
●掲載課金プランの場合は1ヶ月24,500円～55,000円で利用可能。拠点数によって掲載料金が異なる。また、最低掲載期間が2ヶ月なので、Minコストは49,000円～となる。
●その他、掲載課金プランの場合は4ヶ月、6ヶ月、12ヶ月など、長期掲載すれば基本料金の5～20%OFFという特典あり。
●応募課金プランの場合は、1応募15,000円。ただし、初回登録料として30,000円が必要。また、電話応募の場合も1件5,000円が必要。
●スカウトメールは1件あたり1,000円で送信可能。
●毎月2件以上の応募が見込める場合は、応募課金プランよりも掲載課金プランの方がコスパ良い。
●掲載課金プランの場合は、毎月3件の無料スカウトあり（たった3件？！笑　と、個人的にはビックリしました笑）

以上です。
2021年4月6日時点でまとめた情報なので、各媒体のサービス・機能・料金などが変更になっている場合は、ご容赦下さい。

皆さんの求人媒体選択、活用の参考になれば幸いです。