ハローワークからの応募を増やす方法
先日、インヴィジョンという会社のWEBセミナーを受けて、勉強になったポイントを自身の頭の整理のために記載します。いつもは、僕自身のこれまでの経験に基づいた独自採用ノウハウや独自理論ですが、今回の内容はインヴィジョンさんの内容です。
どの内容も「確かにそうだよな。有料の求人広告では、お金がかかっているから効果出そうと思うけど、ハローワークだと ”無料だし、テキトーでいっか”ぁ 」 ってなりがちだけど、内容を見直すきっかけになりました。
【前提】ハローワークとは?
全国に約500ヶ所、転職相談員は全国で約10,000人もいるそうです。
「へぇ~、そんなに相談員の人数が多いんだ?」と思いませんか?僕は思いました(笑)リクルートキャリアでも社員数は約4,500名で、その2倍以上の人数が毎日転職相談にのっているって、超巨大企業・・・
そして、毎年約140万人がハローワークを介して転職しているそうです。
もし140万人を有料職業紹介で、ひとりあたり100万円の紹介手数料と仮定すると、なんと売上が14兆円! 超巨大企業・・・
ただ、ハローワークは、就職・生活困難層への支援を重視していて、すでに離職中の求職者や、就職困難性の高い層が多いようです(フリーター、障がい者・母子家庭の母・高齢者等)
【事業所登録】①駅
最寄り駅は3つまで登録できる。
複数路線・複数駅を登録すると検索性UPする。
【事業所登録】②事業内容
どんな事をしているのか、具体的に書かれているか?
求職者目線になれているか?
【事業所登録】③会社の特徴
他の介護施設との違いは分かりやすいか?(差別化できているか?)
社風、サークル活動、どんな人が働いているか etc.
【事業所登録】④特記事項
「定年制、再雇用制度について」に捕らわれずに、自由にアピールしてOK!
新人の入職のきっかけ etc.
【事業所登録】⑤研修
介護系の資格を持っていない人、経験のない人へのフォロー・教育について、キャリアUP、資格取得支援、外部研修など etc.
【求人票】①職種名
ただ単に「介護スタッフ」と記載するのではなく「介護スタッフ(未経験OK)」など、職種名+αで応募メリットを記載。
【求人票】②仕事内容
「介護業務全般」ではなく、介護業務を細かく分解して、どんな仕事をするのか詳しく記載。
【番外編】①求人数を増やす
正社員(無資格者)・ 正社員(有資格者)
パート(無資格者)・ パート(有資格者)
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正社員(日勤のみ)・ 正社員(夜勤あり)・正社員(夜勤専従)
パート(日勤のみ)・ パート(夜勤バイト)
みたいな感じで、求人数を増やすことで露出回数を増やし求職者の目に止まるチャンスを増やす。
【番外編】②文字数・掲載内容のボリュームUP
「無料だから、まぁこれぐらいでいっか」と手を抜かない。確かに、自分が転職活動するときの事を考えたら、内容が薄い求人票よりも、内容が濃い求人票の方が目に留まるな、と思いますね。
【番外編】③ネット公開
よく覚えてません… インターネット公開するかどうかを選べるとか、選べないとか。。。ここは聞き逃してしましました。。。
【番外編】④ハローワーク担当者との関係構築
転職相談にのる担当者さんたちも「ヒト」です。人は感情の生き物なので、担当者と定期的に会うなどして、信頼関係を構築することも一つのポイント。ただ会うだけは忙しい担当者の時間を奪うだけなので、担当者が紹介するにあたりメリットとなる情報をお土産として持参すること。
【番外編】⑤掲載料0円媒体の活用
エンゲージ、しょくばらぼ、求人ボックス、キュウサク、スタンバイ、indeedなど、無料の媒体にたくさん掲載して、露出を増やす。
以上です。
こうやって文章にすると、自分の頭の中も整理されていいですね(はい、自己満です、すみません)
インヴィジョンの加納さん、興味深いセミナーありがとうございました!インヴィジョンさんの回し者ではありませんが、インヴィジョンさんのリンクを貼っておきますm(_ _)m
「無料だから応募なくてもいい」とか「無料だから手抜きでいい」はやっぱりダメ。人を採用したいのであれば、本気で取り組む!そして、その本気で取り組むこと自体が、他との差別化になる。