Designship 2024 をふりかえってみよう
こんにちは。株式会社エス・エム・エスのプロダクトデザイナー、戒能 孝祐(かいのう たかひろ)です。
エス・エム・エスは、10月12日〜13日 に行われた Designship 2024 に去年に引き続き協賛し、今年はPLATINUMスポンサーとして参加させていただきました。この記事では、 Designshipでのエス・エム・エスとしての活動のふりかえりをお伝えします。
2年目のDesignship協賛
昨年に続いての協賛となりました!
今回、デザインチームで参加のコンセプトを「デザイナーと介護・障害福祉を『社会課題』で結ぶ」としました。
介護業界には大きな課題があること。デザイナーの活躍する場があることをデザイン業界の人に知ってもらうことを目標に、さまざな制作物を作成して参加しています。
コンセプトワークについてはこちらの記事に詳細がまとまっていますので、ぜひご一読ください。
スポンサーセッション・パネルディスカッション
今年は、弊社デザイナーから3名も登壇させていただきました!
戒能孝祐:思想と実践が交差する新規事業デザイン
Day1 10/12(Sat.) 13:20〜14:00
新規事業のデザインをテーマに、思想と実践という切り口でパネルディスカッションをさせていただきました。
戒能からは、今取り組んでいるリニューアルプロジェクトがなぜ始まり、なぜデザイナーが必要だったか。チームの中でのデザイナーは「まず知って、それをみんながわかる形に表現すること」が役割だと語りました。
パネルディスカッションでお話した内容は残念ながら記録には残らないそうです。私自身も事業の解像度を上げるとても良い機会だったので、ここで話した内容を別途抜粋して記事にまとめようと思います。
中澤 遥 :ユーザーに向き合うデザインが介護・福祉の現場を変える
Day1 10/12(Sat.) 17:25〜17:30
オープンステージでのセッションには中澤 遥さんが登壇し、自身の担当したサポートサイトのリニューアルでのユーザーテストから得られた体験を軸に、介護業界にデザイナーが必要だと感じる理由を話してくれました。
5分という非常に短い持ち時間だったのですが、カイポケの課題と目的、自身が取り組んだことの体験がわかりやすくまとめられたセッションでした。中澤さんもこのようなイベントには初登壇で、とても緊張したと思いますが、ゆっくりと丁寧な、会場にお越しの方に伝わるプレゼンテーションでした。
大坪 旅人 :SaaSのマーケティングを進めるサービスサイトを育てる取り組み
Day2 10/13(Sun.) 14:20〜14:30
メインステージでのセッションには大坪 旅人さんが登壇し、サービスサイトをデザインした経験から、デザイナーだからこそできる、ユーザ体験から設計したサービスサイトのデザインについてを話してくれました。
大坪さんも初登壇でしたが、前後に業界の著名人が話すメインステージでまわりに全く負けずに堂々と話しくれました。
内輪の話ですが、とてもたくさん練習していてどんどん良くなって、、当日が一番良いプレゼンテーションでした!お疲れ様です!
セッションの詳細については、こちらの記事をどうぞ。
ブース出展
おみくじ
前年はアンケートを体験の軸としていたのですが、今年は少し形を変えて「おみくじ」をメインのイベントとして用意しました。
ブースに来場してくださった方には、最初におみくじを引いてもらいます。(おみくじのモチーフに合わせて、今年はスタッフは鮮やかなオレンジの法被を用意しました!)
引いてもらったおみくじを、「将来あなたが介護が必要なったときの理想の社会」を想像してABCのどれかの紐に結んでもらいます。
みなさん、聞かれてはじめて想像する方が多かったようで、
「Aでロボットが面倒見てくれたら、人手不足は解決しそう」
「ギリギリまで働いていたいから、B」
「最後は家で迎えたいから、Cかな」
など、思い思いのイメージをしながら結ぶ紐を決めていました。
ちなみに、土日2日間での集計結果は以下のようになりました。
数で優劣を競っていたわけではないので、あくまで数字のみ記載します。
おみくじを結んでいただいた方にはノベルティとしてコーヒー、紅茶をプレゼント!2日とも盛況で、用意した分はすべて配布できました。
パネル・チラシ
おみくじで介護について興味を持ってくださった方には、さらにパネルやチラシでカイポケが取り組む課題や、デザインチームの仕事についてお伝えしました。
SNSフォロー企画
また、Xアカウントのフォローで、弊社のキャラクター「カイポチ」クッキーのプレゼントも実施しておりました!おかげさまで、先日フォロワー1000人を達成できました!
終わりに
今回、みなさまに伝えるために準備する過程や、実際にお話する中で、自分たちが日常で行っている仕事を改めて問い直す機会になったと感じています。
介護という、普段あまり触れる機会のない業界でデザイナーが活躍していることを、少しは伝えられたのではと感じています。
セッションを聞いてくださった方、ブースに来てお話を聞いてくださった方、みなさまありがとうございました!