私が最も輝いていた、あの瞬間

さあ、このお題、
あなたは何を思い浮かべますか？

私は即尺よりも即即に

私がひったくりにあった時ィーー！！

と、大声で答えます。

私は、幼少期より
警察24時などの特番が大好きで
子供の頃の夢はFBI捜査官。

そんな私に引ったくりを挑むとか
それはフィーバーしちゃうでしょう！と。

引ったくり現場で
通行人も遠巻きになってしまう怒号を
飛ばしていたのは私だ。

ひったくりの犯人ではない。

犯人(ジジイ)は
私からカバンをひったくれなかったから。

ルイ・ヴィトンなめんな。
ちなみに、現金15万入っていたからな。

犯人は後ろからカバンに体当たりをして
私が怯む隙を狙おうとしたと思うが

私は怯みませんよ(・∀・)
男転がして飯を食っているんだよ^ ^

ピンヒールは標準装備じゃクソジジイ。

「はなせぇ〜」とか
ジジイのか細い声で威嚇されても

真面目な私は

てめえが離せよクソジジイ凸(ﾟДﾟ)

って、真っ当なことをお伝えしたら
名残惜しそうに雑踏へ消えていったわ。

私は速攻110番をし
自分が今いる場所をわかりやすく伝えて

電話を切って3分で
最寄りの交番のお巡りさんが2人来て
私の被害状況をチェックしてくれた。

さらに10分程経ち
所轄の盗班の私服刑事さんたちが
2台の覆面パトカーで8人くらいが
現場に到着。

最後に普通のパトカー1台も到着。

このパトカーが、
先に着いていた刑事から事件の報告を受け
緊急配備をここ一帯に無線で指示したと思う。

最後、私がヒャッハー最高潮になったのは

鑑識班が来てくれたからーー(・ω<)

テレビでは、ひき逃げのときに
地を這うようにして証拠を集める、
私が1番あこがれている部隊だ！！！

私の指紋も採取し
犯人と思われる指紋も採取して
物的証拠となるのだな🤔

高鳴る鼓動を抑えつつ
鑑識マスターであろうベテラン鑑識員の
指示に従いつつ、鑑識の仕事を
間近で見れることにヒャッハーしていた。

確か、ヴィトンのバックは
鑑識さんに一晩お預けしたと、確か思う。

うん、そうだ、それで

翌日の現場検証が終わったら

鑑識のおじさんの和かな笑顔と共に

新品か？これは(о´∀`о)

くらい完ぺきに吹き上げをされた

私のヴィトンが戻ってきたのである。

この一連の流れ、お遊戯会でもないのに
めちゃくちゃ私が主役！！！！！

もう一回、こんなシチュエーションに
なってみたいなぁー

･:*+.\(( °ω° ))/.:+