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習慣がチームの文化になるよね、というDoDと開発の話。

こんにちは、Sympathyの開発責任者(テックリード )をしている松田です。

現在、日本側のメンバーが僕合わせて2人、ベトナムの開発子会社TMH Tech.Labのメンバー4人のチームでプロダクト開発を行っております。去年の10月ごろにリーダーに就任し、開発当初まず行ったことのひとつに「Definition of Doneの定義」があります。

Definition of Doneとは

Definition of Done(以下、DoD)とはチームとして定めた「出荷可能な製品」を作成するために満たさなければならない、チーム内の約束事の一覧です。詳しくは下記を参照ください。

簡単に言えば、DoDとは各タスクや機能開発の完了(Done)を曖昧にしないため条件のことです。私は初期の段階でDoDをドキュメントに定義し、チーム内に共有しました。ドキュメントの内容の多くは「テストを書く」「コードレビューを必ず受ける」非機能的なことでした。シンプルな条件ばかりですが、日本とベトナムの2拠点にまたがるSympathy開発チームでは、「Done」と「Undone」の条件を明確にすることでチーム全体の仕事の質を統一、向上させることが狙いでした。

DoDの導入により、機能開発時の習慣をメンバーに身につけてもらいました。ちなみに、命令ではなくチーム内の合意が必要だと思ってます。うちのチームはすんなり受け入れてくれました。

習慣化した結果

DoDがチーム内で習慣化した結果、チームの仕事の質が向上してきたと感じています。例えば、メンバーがDoDに従いテストを書き続けたことで「ソフトウェアの品質が高いものを作れるようになった」ということが起こりました。すると、各々が「どうやったら品質が上がる」かを自然と考え、色々な提案をし始めました。つまりDoDを順守するという習慣から

「言われた機能を開発するだけでなく、品質も大事だよね」

という価値観、文化が生まれたわけです。

無題のプレゼンテーション (2)

この文化は今もSympathy開発チームに定着しており、大切にしています。

まとめ

皆さんの会社にはどういう習慣、慣習がありますか?それが会社の文化に今後なっていく、もしくはもうなっているかもしれません。

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