見出し画像

人影と西陽

おれにとって
友人とは
西陽差すカフェでコーヒーをすする
数人の人影に過ぎない

仲間といえば仲間だが
関係ないと云えば関係ない
人影は沢山あるが
何れここから去っていく

あいつら影が飲んだのは
影だ

実感として
コーヒーの苦味を味わっているのは
おれだけだろうから