smook

詩を書くことが好きで読んでいただけたら光栄です。詩が好きです。群馬に住んでいます。司馬遼太郎や村上春樹をよく読みます。子供がいないので、子育てをされている方を尊敬し、かつあこがれています。小説や詩、随筆を書かれる方も尊敬しています。

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詩を書くことが好きで読んでいただけたら光栄です。詩が好きです。群馬に住んでいます。司馬遼太郎や村上春樹をよく読みます。子供がいないので、子育てをされている方を尊敬し、かつあこがれています。小説や詩、随筆を書かれる方も尊敬しています。

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  • エッセイ

    エッセイを中心に書いてみます。

  • 短詩

    短い詩を中心にまとめます

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    眼に見えないものを感じとった記憶、記録そのためにまとめます。

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    自然の風景を中心にまとめます

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    誰かの心を励ますような詩を中心にまとめます

最近の記事

エッセイ~エクスキューズミー神様

何故?というしかない。 おなじ夢を繰り返し見る。 トラウマなどこころの傷が元になる夢ならばわかる。 だがわたしがことあるごとに見る夢は、 風変わりだ。 それはどんな夢の舞台でも 開放的、冒険的な気分の夢になった時に 目指す場所がある。 それは理想郷でもなんでもない、 学生時代住んでいた下板橋の近くにあった、 99円ショップを夢の中で目指すのだ。 もう東京には行かないし、 下板橋のあの店がどうなってるかも知らない。 でも夢の中で電車に乗ると隣の駅は下板橋駅で、 せっか

    • 宇宙から

      宇宙飛行士に聞いてみたい 地球は青かったか? そしてわたしが見えたか? 見えなかったか? この地上を宇宙から 見たら 愛はひとつも見えなかったか?

      • 手を貸しましょうか?

        病院の駐輪場でだ ひとが倒れていたら すぐに立ち上がらせてもらえるのに ひとが駆け寄ってきて大丈夫?の 一言があるのに 自転車は駐輪場で風に倒れてしまい 倒れたまま 見ていたわたしも助けには 行かなかった 誰も助けに行かない 病院の駐輪場で 緊急搬送も、されることなく 自転車が倒れたまま いつも どこかのやさしい誰かが そっと自転車を起こすのだが また風に吹かれて けたたましい音と共に再び倒れ 今度は隣の自転車まで巻き込み倒れてしまう やさしい誰かは その音にびっ

        • 木の母

          どんぐりは木のあかちゃん それにしては 雑に扱われている もう産んだのだから 出てけとばかりに パラパラ撒かれ かたい地面に叩き付けられ しかも皆 地面に落ちたあかちゃんをふんでいる 栗鼠に食べらへ 鳥に啄まれ ひとに踏まれ 或いは持ち去られる なんと木の母の荒っぽいこと せめて柔らかい地面にだけ 置くように してあげられないかなぁ~ なんと木の母の荒っぽいこと 何の関知もせずに 微塵も駆け寄ることも 世話をすることなく 立っている それが木の母というものなのか

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        記事

          キャンバスに

          この世には様々な 不幸がある そして大切なのは ひとが話す不幸にこころの キャンバスに色を付けるときには 黒や灰色などだけで色を付けないことだ 限りなく黒に近い灰色の話を聞いてもできるだけ 明るい色に仕立てあげて 聞いて 返してあげる 救いのない話しでも 多くの救いの方法の色があると 話してくれた相手にそれとなく伝えることだ

          キャンバスに

          花束の影

          花束など買い この森の木陰で腰を下ろし 涼む 木々の影は 大きくそよぎ風を運ぶ わたしは風に運ばれて行く 花の香りをかぎ 眼を細める 限りない木の葉のざわめき 至福の時 わたしは銀の懐中時計を開きひかりを反射させる 飛びゆく鳥や 流れる雲 そよぐ梢 なぜ皆、ひかりの使者であると共に 影をここにもたらし消えて行くのか かの女に買った 花束に顔を埋めては 匂いをかぎ 空を眺め 地を見た時に 思う ああ、何故 この美しい花束をひかりに 翳しても 色鮮やかな影ができないの

          花束の影

          最初と最後の仕事

          運命に抗うこと これが人間の最初の仕事であり 運命を認めること これこそが最後の仕事である

          最初と最後の仕事

          闇のメリーゴーランド

          夜に電飾で輝く メリーゴーランドに乗るのはいい だがわたしがたまに乗るのは 明かりの消えたメリーゴーランドだ 闇の中で ひたすら ぐるぐる回っていて ひとからすれば 絶望にも見えることだろう…

          闇のメリーゴーランド

          未来

          未来とは 誰の指にも ちゃんとはまる 指輪だ

          ゆめを

          ねぇばぁば こんやもゆめをみるのかなぁ~ ゆめのざいりょう ふとんに もってかなくてもみれる?

          エッセイ~双子座の二人

          ひとはいつもどこかにいる自分の分身を求めている。 そんな気がする。 運の良いある者は親友を得て、 ある者は恋人を伴侶を。 まるでぴったりと合わさったパーツのような関係。 それに憧れる。 仲睦まじい夫婦のように。 わたしは決して独りで生きてきたわけではなかった。 かつては、ささやかな仲間がいた。 だが運命的な出逢いがあったわけでもなかった。 わたしは双子座生まれだ。 しかも6月9日。 何か神の意図があるのか 偶然か。 常に片割れを探しているのだが、 わたしは必ず片

          エッセイ~双子座の二人

          呼べるのは

          この世の生き物の中で 神様が 「愚か者」と呼べるのは 人間だけだ それを誇るべきか 恥じるべきか…

          呼べるのは

          クリスマス

          昇りつつある太陽に メリークリスマスというべきか 沈み行く太陽に メリークリスマスというべきか わたしはいつもクリスマスになると 別れるひとに メリークリスマスという

          クリスマス

          わたしの道

          その道を行け 最初は親や教師に命じられた道でも 進んで行けば 自分の道となる その道を行け 自分に影響を与えたひとの言葉を選択肢に入れて 進んで行けば 自分の道となる その道を行け その道を行け 窮しても 窮しても その道を行け 誰の影響を受けてもいい 歩いたのは君自身だ そして到達地についたのならば その土の道の最後に初めて 自分の名前を石で刻めばいい わたしの道だと

          わたしの道

          はぜる

          作業車が森の中をゆっくりと進む 歩行者に気をつけて 枯れ葉も車を避けていく わたしも道を譲り作業車が進むのを見送る ばちばち、ぷちぷち 車が何かを踏んでいる どんぐりだ アスファルトの地面に無数に散らばるどんぐりを タイヤが踏んでいる ばちばち、ぱちぱち、ぷちぷちと はぜるような どんぐりの音を響かせて 暗い森の中を進んで行く軽トラの作業車 一台

          はぜる

          車輪を戻さねば

          名言は人生の路肩に 落ちてしまった 車輪を元に戻す 助言をしてくれるが すべてではない すべてにおいて力を貸してくれるわけではない ただ今、茫然としている時に 名言の役割とは 見るべき風景の解説に過ぎない時もある また見てもいない風景のことを 色々と言われてもピンとこないものだ とりあえず車輪を元に戻さねば それは自らの手でだ まずこの道を行かなければならない

          車輪を戻さねば