顧客のインサイトを理解する！マーケティングAIツール「VALIS-Cockpit」のご紹介
近年、生活者の価値観やライフスタイルが多様化する中で、広告施策の成功のカギとなるのは、ユーザーの行動やニーズ、ひいてはインサイトを深く理解することです。
自社顧客の性質やインサイト（購買・成約に至った潜在的な動機・きっかけ）を知ることで、ターゲットの解像度を高め、広告効果の向上につながります。
今回は、顧客の特徴や興味、インサイトを可視化し、最適なメディアプランニングをサポートできる当社のマーケティングAIツール「VALIS-Cockpit（ヴァリス-コックピット）」をご紹介します。
VALIS-Cockpitとは？
VALIS-Cockpitとは、ユーザーの日常的なWeb行動データを収集し、VALIS-Cockpitをご利用になる広告主様の顧客の特徴や興味だけに留まらず、外部メディアの接触情報などから、表面上は分かり得ないインサイトをダッシュボード上で可視化できるマーケティングAIツールです。
顧客が広告主様のサイトの「外で」どのようなWeb行動をしていたかを可視化することにより、下記のようなことが可能になります。
顧客のペルソナ理解
ターゲティングやメディア、クリエイティブの選定などプランの最適化
顧客の特徴や興味、インサイトを元にした広告配信
広告接触したユーザーの態度変容の可視化
つまり、顧客分析からプランニング、広告配信、レポーティングまでの広告施策におけるPDCAを一貫してサポートすることができます。
VALIS-Cockpit分析メニュー一覧
ここでは、VALIS-Cockpitの分析メニューをご紹介いたします。
主に4つの分析メニューがありますが、それぞれ自社顧客の分析、ターゲティング配信、広告配信結果の深堀りにご活用いただけます。
下記では、より具体的な分析内容をご説明いたします。
1. ペルソナ分析
下記3つの分析によって、分析したいユーザー群（「広告主様のサイト訪問ユーザー」や「自社顧客＝CVしたユーザー」など）の特徴やインサイトを可視化します。
・デモグラ分析
分析したいユーザーのデモグラ比率を可視化します。
・カスタマージャーニーグラフ分析
ユーザーがアクション（「サイト訪問」や「CV」など）を起こす4週間前から1週間後までのWeb行動において、顕著になった興味シグナルの変遷を可視化します。
・タグクラウド分析
カスタマージャーニーグラフで表示している大きな興味の変遷を深掘りし、各期間におけるユーザーがよく接触しているキーワードを表示します。
加えてキーワードの抽出元となったサイトのURLも確認が可能です。
これらの分析から、対象のユーザー群（CVユーザーなど）がよく接触しているキーワードやWebページの傾向から顧客の特徴を捉え、その属性にマッチしたターゲティングやクリエイティブの検討が可能になります。
2. 類似度分析
登録したユーザー群（「広告主様のサイト訪問ユーザー」や「自社顧客＝CVしたユーザー」など）に類似したユーザーを類似度順にどのくらいのボリュームがあるかを可視化します。さらに、類似度ごとに性別・年代の分布も確認可能です。
類似度ごとにセグメント化することができるため、CVユーザーに類似したユーザーへの広告配信も可能です。
3. 有望ドメイン分析
任意にURL（CVページなど）を設定すると、そのURLに来訪したユーザーを多く含むドメインをランキング形式で確認可能です。
上位のドメインの傾向から顧客の特徴を捉え、その属性にマッチしたターゲティングやクリエイティブの検討が可能になります。
4. ステージフロー分析
広告接触したユーザーのステージ（KW接触やURL接触など任意に設定可能）間の移動状況を集計することで、ユーザーの態度変容を計測・比較が可能です。これにより、広告impがユーザーに与えた影響を可視化することができます。
上表の例では、ステージを以下のように設定しています。
・潜在：「育児」というKWにWeb上で接触
・顕在：「健康」というKWにWeb上で接触
・興味：「生命保険」というKWにWeb上で接触
・TOP接触：広告主サイトに接触
・CV：CVページに接触
各セルの数値は、広告接触前にそのステージにいたユーザーのうち何％を広告配信によって、ステージダウンさせることができたかを示します。
各キャンペーンごとに確認できる他、未impユーザーとの比較も可能です。
VALIS-Cockpitのご利用イメージ
上記のような分析は、「Logicad」や「TVBridge Ads」など当社の媒体を活用して広告配信いただければ、ご希望に応じてレポートとしてご提供が可能です。
認知軸・獲得軸問わずご利用いただけますので、ご提案条件等についてはぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
当社のマーケティングAIツール「VALIS-Cockpit」では、ユーザーのWeb行動履歴を分析し、どんな人が（ペルソナ）その商品・サービスを「なぜ？（インサイト）」購入したのかを浮き彫りにします。
顧客を深く理解することが広告効果の最適化に繋がっていきます。
次回の記事では、具体的な活用事例をご紹介予定です。
ご興味のある方は、お気軽にこちらまでお問い合わせください。