#65 無印良品から学ぶ
以前から身近にあって何気なく使っていた無印良品の商品だが
最近はそのシンプルさに惹かれ好んでいくことが増えた
そんな無印良品の本を読んだ
無印良品
店舗も商品も
本当にシンプルで統一されていて
スタイリッシュである
その「統一された温もりあるシンプルさ」に
MUJIらーたちは惹かれているのだろう
わたしも
MUJIらーではないが惹かれている一人だ
おそらく「マニュアル」というものが
それらを作り出していた
マニュアルとだけ聞くと
作られたような文句がつらつら書かれ
決められて自由さのないもの
分厚くて目を通すのすら億劫
そんな
あってないようなもの
というイメージを思い浮かべてしまうのだが
無印良品のマニュアルは
それとはまた違い
マニュアルが仕事をシンプルにし効率化を促し
そして統一された雰囲気を作り出しているのである
基礎の基礎や
人間の感情や思考によって
ブレてしまうであろうことこそ
マニュアル統一し
ズレやムダを省いている
マニュアルは
基本的に変わらないもの
というイメージも覆し
毎月毎月バージョンアップされていく
読んでいて
「マニュアル」のイメージが変わった
めんどくさいものではなくて
シンプルに仕事をしていくためにこそ
実は便利なものであった
マニュアルという観点でもそうだが
「お客様とコミュニケーションをとりながら商品開発をしていく仕組み」
と
「お客様第一で要望を聞き入れるのは大事ですが、どこまでも聞いていてはブランドのコンセプトが揺らいでしまいます」
と書かれた部分
自分の仕事でも当てはまるような気がした
コミュニケーションをとりながら一緒に考えることは大切だし
私たちの知らない保護者目線の意見を取り入れることで更に良い保育につながるかも知れない
そこにヒントが隠れているかも知れない
だから要望やクレームもプラスに受け止めていく
しかしながら
自分たちの掲げる保育のコンセプトの軸は折ってはいけないしブレてもいけない
要望やクレームがあると忘れてしまいそうになるが
私たちにも掲げるコンセプトがあるのだ
ちゃんと想いがあって保育をしている
だからこそ
思いを職員全員が共有し
保育で実践し、証明する
そしてそこだけは曲げられないという
ラインを最初から示しておくことが大切だと感じたのである
無印良品
居心地の良い空間
飽きのこない商品
「シンプル」っていいね
仕事も暮らしもシンプルに
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