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史乃
2020年10月17日 12:41
父の胆管に末期の癌が見つかり、宣告された余命の1年が過ぎた。7月以降、2度目の入院となり、覚悟を決める時がきている。今回は、末期がん患者の家族として、1年間の心境の変化をここに記す。---------- 私はこの1年間の多くを、現実から遠く離れたところに身を置いて過ごしていたと思う。私が幼い頃から父は「100歳まで生きる」といつも言っていたし、私はそれを信じて疑わなかった。病気を知らさ
2020年7月21日 06:48
後悔はするな、反省をしろ。そう思って生きているつもりだった。後悔なんて無意味なもので、反省として次に繋げなければならないと。しかし、突然親と意志疎通がとれなくなった今、身に染みて感じているありきたりな後悔がある。もっと連絡をとっていればよかった。自分の時間を優先せずに、もっと会っていればよかった。私は実は、こう思わない自信すらあったのだが、抱かざるを得ない後悔というものがこの世には