ミニ小説1
まるっこくって、単細胞みたいな
ふわふわしたゆきんこが、空を飛んでいた。
さまよいあるき、捨て猫のようなこの物体。
その正体は、地球世紀何万光年世界も前の
話を作り出した生命体なのであった。
ぼくは小さな生命体ピコリン!
天界で家族喧嘩をして下界へ逃げてきた。
「あーあ、怒られちゃった」
「引きこもりなんてでてけなんてムカつく」
「僕だって組織ぐらい…あ、あんなところに」
青ーく丸ーい物体を見つけた
「よし、僕この星で組織経営をして、素晴らしい星を作ってみせる!!!」
そんな感じで、ピコリン、やってきました。
この青い星に。
どうやら、人間界で神様と言われる存在は
そのピコリン当時では組織の社長のような魔法を使える存在だったのよ。
私たちも遠くからピコリンの活躍を期待してるわ。頑張りなさい。
「わ、未来からのメッセージだ!ぼく、がんばるよ!ピコリンファイヤァー。」
青い星の水を蒸発させて、陸地を作成中。
しかし、このピコリンのしたことが、大変な宇宙界でも問題となる星を作り出してしまうことは…。
もう少し先の物語で。
ピコピコ、頑張るでしゅ!!!
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あおき地球 はかなきふわもっこに
作られて 作りし想像主は
想像であるしかないのであるからにして
ぽんぽん。と。