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思い出を振り返ることで自己肯定感が高まる

我が家は夫婦で撮った写真や動画をハードディスクに保存していつでもテレビで見られるようにしています。

次男はこの写真や動画で自分のことを見るのが大好き!毎日のようにリモコンを自由に操りお気に入りの場面を何度も何度も繰り返し見ています。

特に運動会や卒園式、入学式など節目の行事をよく見ていて、毎回同じ場面で同じセリフで突っ込みを入れています。もう何十回、何百回も見ていて飽きないのかなーと思うのですがこれって実は自然といい効果が生まれているのかも!と最近思うようになりました。

というのも、人間の記憶って意外と曖昧で実際に体験したことでも時と共にその鮮明さは薄れていくもの。記憶って自分の都合のいいように良くも悪くも脳内変換されていくと聞いたことがあります。なので、笑顔や自分が輝いている瞬間の写真を飾っておくとそれを繰り返し見ることで嬉しい気持ちが呼び起こされ自然とその記憶が自分の脳内を占領していく。反対に悲しい出来事や嫌な気持ちを引きずっていると、いつのまにか芋づる式にどんどんネガティブなことを考えて今を楽しむことすらできなくなってしまう。そんな経験ありませんか?私はあります。仕事で一つ懸案事項ががあると本来無関係の他のタスクもなかなか気乗りせず上手くいかない。仕事だけでなく家庭にも影響し家族にもイライラあたってしまう。そんなことが日常茶飯事です。

でも、次男はいつでも楽しいこと探しに全力投球。それは過去の楽しい時間や節目の輝かしいイベントを繰り返し写真や動画で見ることで、自分の人生はハッピーであると自然と言い聞かせて実際にそういう人生を歩んでいる気がするのです。自分の記憶を喜怒哀楽のうち、”喜&楽”で埋めつくすことで自分の人生は楽しいものだと感じられる。次男はいわゆる普通の子ではないので、世間一般でいったら何かと生きづらいだろうと思われる気質の持ち主ですがそんなことは本人は気にもせず、ただひたすら"楽しい"を求めて毎日を過ごしている。こんな幸せなことってあるだろうか?

自分で自己肯定感を引き上げている次男は人生楽しむ達人だ!
周囲に流されずやりたい放題で周りが戸惑い、困ることはあるけれどこのままのスタイルを貫いてほしいと願う母です。

嫌なことが頭から離れない時は家族で写真や動画を振り返る、オススメです。

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