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1982年の卒業旅行⑮ブリュッセル〜パリ

1982年卒業旅行 15.

ブリュッセル・パリ・・・ベルギー・フランス
1982.3.12.

6:30モーニングコール。
7:15過ぎ、朝食。
8:00ブリュージュ発。
9:30ベルギーの首都・ブリュッセル到着。

ブリュッセル・グランプラス広場
ブリュッセル・グランプラス広場
ブリュッセル・小便小僧
ブリュッセル・小便小僧



グランプラスを通り、小便小僧の前へ。

小便小僧の写真を撮っていると、アラレがカメラの前に飛び出してくる。

どんな写真になる事やら(もちろん、この時代の写真はフィルムで現像してみないとどう撮れたか分からない)。

ブリュッセル・王宮
ブリュッセルの石畳
ブリュッセルの石畳
ブリュッセルの石畳
ブリュッセルの石畳



王宮の方へ、植出・サノ・コバ・アネゴ・鈴木らと行きかけると雨。植出・サノ、王宮へ走って行く。残りの人々はバスへと向かう。

「失恋した時とか、こんな石畳の町、雨の中、歩くと癒されていいだろうなぁ」と僕がコバに言ったのだが、コバがそれに何と言ったかは忘れた。

ブリュッセル中央駅
ブリュッセル中央駅
ブリュッセル中央駅



バスのそばがブリュッセル中央駅だったとは! 中央駅は地下駅。

実はトイレ探しに行ったのだが、トイレはあったが、有料トイレらしくおばさんが入口のところにいるので行くのをやめる。須賀さんにトイレの場所を教える。

ベルギー・フランスの国境を通って、フランスへ。土砂降り。

国境のフランス側で、雨の中、両替所に並ぶが、人が多くて両替できず。

フランスへ入ると高速道路の標識が茶色になり、周りは畑ばかりとなる。高速道路のドライブインにて、セルフサービスの昼食。ハンバーグ。

国境
高速道路



お釣りを間違われる。(10フラン)文句を言ったが、キャッシャーはガンとしてダメ。(マネージャーは返せと言っていたみたいだが)

シャルル・ド・ゴール空港
モンマルトルの丘
モンマルトルの丘の上から



シャルル・ドゴール空港の横を通って、モンマルトルの丘を前に見ながら、パリの街へ。
16:00ホテル着。

ホテルはメトロのブロッチェン駅近く。

16:40ちょっと服装を決めて、町へ。

パリのメトロ
パリのメトロ
パリのメトロ
パリのメトロ



決めているのは、僕と久武くらいか。メトロに乗り、シャンゼリゼ・クレマンソー駅で降りる。

ちょっと有名店で買い物をと、植出・アネゴ・サノ・コバ・僕、いつものグループ。

GUCCI
CELINE
LOUIS VUITTON
LOUIS VUITTON



パリの有名店は入りにくい雰囲気。それでも、CELINE、Christian Dior ニナ・リッチに入るがとてもとても高い。中にはほとんど人がいない。(イタリアなんか、店内人だらけやったのに)

途中でコバらと分かれ、植出・サノ・僕でいろんなお店を回る。

シャンゼリゼ通り
シャンゼリゼ通り
凱旋門
エッフェル塔
凱旋門屋上からエッフェル塔を望む
凱旋門屋上から



シャンゼリゼの銀行で両替。キャッシュベルトからパスポートを出すのに、一苦労。

凱旋門横のドラッグストアでコバらと会う。絵はがき買う。

シャンゼリゼ通りのレストラン


シャンゼリゼ通りのレストラン



19:30頃からシャンゼリゼのレストランにて、食事。腹具合おかしい。ビールと定食。

定食は中身が分からず頼んだので、何が出てくるか不安。フランス語しか通じない。

メニューもフランス語。どうしようもない。シーチキンみたいなものとカレーチャーハンに貝・海老・チキンの載ったもの、コーヒーも飲んで3000円位。物価高い。

映画館がある学生街
「カルチェラタン」
映画館がある学生街
「カルチェラタン」



フランスに入った時、ドライブインで買った「シネスコープ」(映画情報誌)で調べてあった「メル・ブルックスの珍説世界史パート1」アネゴ・コバとパリの学生「カルチェラタン」まで観に行く。

上映時間に遅れそうになり、焦る。

映画「メル・ブルックスの
珍説世界史PARTⅠ」



こちらでは「途中入場」がエチケット違反の為、禁止されているのだ。やはり、文化を大切にするお国柄。

入場料はたしか26~27フラン(1000円位)。

僕が切符売り場で焦って、「メル・ブルックスの珍説世界史パート1」を見たいんだ」と言うと、「あと4分ある」と窓口の人に言われる。

案内嬢に案内されて(もちろんチップ1フラン渡す)、いちばん前の席へ。満員らしい。僕が座り、左側にコバ、右側にアネゴ。座るとすぐ始まる。予告編や映画会社のマークあったのかなぁ、憶えていない。

映画はいつもの「メル・ブルックス調」。ギリシャ時代・ローマ時代と世界史をたどってパロディ化するので、今回の旅をたどる様で分かりやすい。

しかし、周りが笑っているのに、笑えない箇所あり。

また、画面のしたに出る「フランス語字幕」へ目が行ってしまう。

コバ、さすがに英検一級、スラング・隠語の類まで分かるのだろうか、よく笑う。

コバ、こっち見て「今の分かった」と言う。アネゴ分からず、コバに「どういう事?」と訊く。

しかし、コバ、いやらしい事なので説明できず。

それなら、「今の分かった」と言わんかったらええのに。

明日、同じメル・ブルックス監督の「プロデューサーズ」を見たい気分。

映画「プロデューサーズ」
(1967年版)



アネゴは隣に座っていた女の子が可愛かったそうだ。何見とったんやろ。

映画館から出ると、22:00過ぎ。



夜のパリは怖い。アネゴ・コバ、黒人に付けられていると言い出す。僕も男、2人のか弱き(?)乙女を守らねば。

僕、財布失くす。と思ったら、入れる場所を自分で変えていただけ。スリに遭ったと思い、焦る。

フランクリン・ルーズベルト駅
フランクリン・ルーズベルト駅


フランクリン・ルーズベルト駅ホーム、3人で地下鉄を待つが、事故らしく、30分待っても電車は来ない。

別の路線で、ホテルへ。パリの地下鉄はタイヤで走る線があったり、電気の接収方法も線により異なる。

しかし、いずれにせよ汚い。しかも黒人が多く、集団スリに見えてくる。こちらが勝手に恐怖心を抱いているだけかもしれない。

この当時、日本で黒人を見かける事は無かった。アムステルダムやパリで黒人に恐怖心を持ったのも仕方ない事かもしれない。

フランスもオランダも国外に植民地を持っていた。それゆえ、植民地から入って来た黒人が多かったのかもしれない。

アネゴ、コバ、果物買う。僕も食べたい!

23:15ホテル着。入浴後、25:00就寝。

サノと植出・生田は、ハードコアを見に行ったのだ。僕より遅くホテルに帰って来た。

植出・サノ、ハードコア行くのに、コバ・アネゴに散歩に行くと白々しいウソをついていた。生田がハードコアを見て、「もう1本見に行こうぜ」と言ったとか・・・

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