最近観た映画、面白い〜
最近、Amazonプライムに入会して、映画にハマっている。
年会費5900円を一括で払えば、Amazonプライムで配信している映画は多少のお金を払う時もあるが、見放題。
そして、「Amazonミュージック」も聴き放題。
月480円位だから、とても安い。
最近観た映画。
「あつい胸さわぎ」
「ミセス・ダウト」
「悪人」
「怒り」
「アナログ」
「ホテルローヤル」
まずは、「あつい胸さわぎ」。
石原理衣さんという「理系出身のプロデューサー」が僕のFacebookに「イイね」してくれた事で「チャット」が始まり、彼女のプロデュース・出演作という事で観た。
吉田美月喜と常盤貴子演じる「母子家庭」の母と娘を中心に物語は進む。
常盤貴子の存在感は相変わらず素晴らしいが、僕は他の女優ではなかなか演じられない「変化球の役」をさりげなく演じた前田敦子の魅力に途轍も無く惹かれた。
2本目は「ミセス・ダウト」。
脚本家・西井史子さんのオススメである。彼女のベスト1。
スタンダップ・コミック出身のロビン・ウィリアムズが主演で、プロデューサーも務めている。
監督は「ホーム・アローン」「ハリー・ポッター」シリーズを撮ったクリス・コロンバス。
ロビン・ウィリアムズはダメな父親。サリー・フィールド演じる妻から離婚を言い渡される。
しかし、彼は3人の子供たちにどうしても会いたかった。
父親である彼が取った「奇想天外」な方法とは❓
ロビン・ウィリアムズが踊る「ミュージカル的シーン」をクリス・コロンバス監督は自然に、やりすぎる事なく、演出している。
コメディーのテンポも音楽の入れ方も「教科書の様に」巧い。
3本目。
「悪人」。
「フラガール」を撮った在日の李相日監督作品。
「可愛い」「若い」というだけで「傲慢に振る舞い」、殺される満島ひかりのエピソードも「今の社会」を象徴していて面白い。
でも、やはり「劣等感の塊」の妻夫木聡と深津絵里の二人の「ラブストーリー」が切なくてとっても良い。
妻夫木聡を「解体屋の工員」にしたのは凄く合っている。
下請け感がとても出ている。
でも、深津絵里が地元を離れた事が無く、「大手チェーンの紳士服店」で働いているというのがめちゃくちゃ彼女の地味なキャラクターを決定付けている。
そんな地味な「女」であった深津絵里はやがて内面から湧き出して来る「艶やかな女」になって来て、それが「女」の恐さや凄みを「男」の僕は感じた。
切り口を変えたハードな「山田太一ドラマ」の様にも思えた。
「弱者」のドラマ。
4本目は同じ李相日監督の「怒り」。
渡辺謙、宮崎あおい、森山未來、広瀬すず、綾野剛、松山ケンイチ、妻夫木聡、錚々たるメンバーが出演。
「怒り」とは「ほんの一瞬の上から目線をどう感じるか❓」という事なのだろうか❓
なかなか「個性を剥き出しにして聞いた生きている人のいない世の中」で、これだけ「感情を露わにする登場人物」を描くという事は、今を生きる人々も「怒りを表出したい」という事だろう。
5本目。
ビートたけし原作の映画化。
「アナログ」。
主演の二宮和也の演技は圧倒的に凄いというしか無いが、波瑠の大きな瞳の魅力に僕は吸い込まれた。
なんか、素朴な二人の「恋物語」。
こんなのを今観たいと思う。
スマホやSNSなんか糞食らえ‼️
6本目は「ホテルローヤル」。
北海道釧路郊外のラブホテル「ホテルローヤル」。
そこのオーナーを演じるのが、波瑠。
波瑠が見たくて、この映画を観たのだが、伊藤沙莉は出て来るし、岡山天音も出て来る。
ラブホテルを舞台にした「グランドホテル形式」の映画。
監督の武正晴が全て、北海道ロケにして良かったと言っているが、その通りだと思う。
観終わった後に、何か心の奥に残る「職人技」の映画。
土日、「不安感」が募ると、映画を観続けてしまう。
ホンマに「映画」が好きなんやろなぁー。