適応障害を振り返る:定型発達から見るASD?①
はじめまして。ららんと申します。
自己紹介はこちら↓↓
今夏、人生で初めて「適応障害」と診断された。
診断の際に受けた心理検査において「発達障害は認められない(つまり定型発達である)」と説明されている。
ここに登場する人の病名はあくまで私個人の認識である。
⚫︎前回のお話⚫︎
前回のnoteの〆に
EさんはASD(自閉スペクトラム症)ADHD(発達障害)ではないかと思う
と書いた。本人からそう言われたことはない。ではなぜそう思ったのか。
答えは一つ。
ここまで仕事ができない人を私は知らないからだ。
なにかあると考えるほうが自然だった。
↑ここでも書いている通り、彼女に対して”?”と思った点は以下の通り。
常におどおどしている
マニュアルがないと動けない
コミュニケーションを取るのが苦手(会話のテンポや話の意図が謎)
臨機応変な対応が絶望的にできない(クレームをさらに大きくさせる)
電話応対などは想定される問答をすべて用意しないと対応できない。想定外の質問がくると何も答えられなくなる
空気が読めない
曖昧なニュアンスが理解できない
(どっちでもいいですよとかやりやすい方でいいですよは困る)答えづらい質問を平気で投げかけてくる(お金のことや性的なこと)
自分の仕事がうまく行かないのを教える人や環境のせいにする
自分のペースで仕事をするため他の仕事が滞る・支障が出る
毎月●日に△△するとか毎月末の棚卸しとか決まったものは忘れずにできる(ただし、翌日でも大丈夫な業務も絶対にその日に終わらせないと気が済まないらしく何時間も残業する)
自分のミスは報告するのではなく隠す(謝りたくないらしい)
彼女に接していて私が違和感を感じたのはこのあたり。
次に↓で書いたnoteにEさんと直接やり合った会話を書いた。Eさんの言葉をまとめる。
小さい頃からコミュニケーションを取るのが苦手
空気が読めないとよく言われる
脳みそがおかしいと思っている
人と同じことができない
変わった人だと言われる
とにかく不安が大きい
何事も心配しすぎてしまう
2つのことを同時並行で進められない
子どもが学習障害で不登校(家庭内暴力もあり)
旦那がすぐに声を荒らげて怒る
こんなところだろうか。
Eさんを指導する定型発達の私からすると「だから、なに?」と言いたくなる。仕事は「結果」がすべてなので。
自分にそういった特性があることをわかっていながら、面接をパスし入社。1年が経過し、仕事が思うようにできていない現実を前に「私こういうことは苦手です」「でも頑張っていることはわかってください」はこちらからするとただのワガママだし「詐欺」にでもあった気分なのだ。
定型発達の者からすると、発達障害の方への違和感はすぐに感じる。ごく稀にかなりの時間を要する場合もあるが。
Eさんにしても私はかなり早い段階で気づいていた。でも、こちらから「なにか特性がありますか?」や「発達障害とかあります?」なんてことは聞けない。
本人から申告がない以上は”普通に”仕事を教えるしかないのだ。そして、その違和感を互いに感じながら仕事を続け、それぞれが大きなストレスを抱えていくことになる。
せめて入社前に自分の特性を正直に話してくれていたら、教え方も工夫できたし、任せる仕事の配分を考えた上で、彼女にとって働きやすい環境を整えてあげられたのに。そしてそれが結果として部署内全体の風通しの良さに繋がっていくのに。とても残念だった。
つづく。。。
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