適応障害と診断される私:退職へのカウントダウン③
はじめまして。ららんと申します。
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今夏、人生で初めて「適応障害」と診断された。
私はメンタル不調とは無縁な人だと思って生きてきた。
そんな私が「適応障害」となった今、思うこと。
⚫︎前回のお話⚫︎
総務からはその日のうちに返信がきて、事情を鑑み私の希望日で退職の処理を進めたいと考えているが内容をしっかり把握しておきたいので一度電話で話を聞きたいとあった。
翌日の水曜日、クソ上司がいないタイミングを見計らい事情を聞かれる。
●本社:ツライ思いをおかけし申し訳ない。実際に起こった話をもう一度口頭でお願いできますか?
●私:(事情をすべて話す)
●本社:これまでも同様のことはあったのですか。
●私:はっきり、触られたのは今回がはじめてです。でもPC作業を教わる際に手が触れたり、距離が近かったり、私のマウスを使用する際に上長の腕が胸をかすめたり、書類を渡す時に手を一瞬握られるような感じはほぼ毎日に近い頻度でありました。
●本社:本人に嫌だと伝えたことはありますか。
●私:ちょっと近くないですか?とかは言ったことがあります。でも上下関係がある中ではっきり嫌だと伝えて冷遇される怖さもあったし、しっかり触られたと主張できるほどではないので声をあげることにためらいがありました。ただ、パワハラ・モラハラ・フキハラについては徹底的に対抗していました。
●本社:セクハラ以外もあったということですか。
●私:そうですね。上長の機嫌を伺う風潮がこの部署には昔から存在していました。お客様相手に怒鳴ったり、取引先を見下す言い方をするのも見受けられましたし私に対しても初めての仕事であるにも関わらず「俺だったらこんなの1時間で終わるのに」などと言われることはありました。
●本社:会社としてはこれまでの仕事ぶりから、退職をしてほしいとは思っていません。配置転換は望んでいませんか。
●私:メールにも書きましたが、このような人間が将来、社長として人の上に立つことが約束されている会社にいようとは思いません。配置転換も結構です。
●本社:今回のセクハラを目撃している人はいますか。
●私:目撃者はいないと思います。事務所には複数人いましたが、机下での出来事で、全員が向かい側にいたので。
●本社:もし、本人が認めない場合は同じ事務所のスタッフにも念のため話を聞くことになりますがいいですか
●私:構いませんが先ほど申し上げた通り、全員気づいていないと思います。私は退職するので別にいいのですが、今後も上長が一緒に働くことになる事務所のスタッフに今回の件がバレることで一番、損をするのは上長ではないでしょうか。認めるべきはさっさと認めろよという感覚です。
●本社:なにか希望はありますか。
●私:私の退職については有給消化に入った週明け月曜日に、上長や他のスタッフに伝えてほしいです。最後の出勤日までは後輩にできる限りのマニュアルを作り、仕事を教え、心穏やかに退職したいです。冷遇されたり、小言を言われたりしたくないです。これ以上、心がもちません。
●本社:承知しました。対応いたします。
こんな感じで本社との話は約1時間続いた。
その後、私の最終出勤日はその週の金曜日と決まり、実際の退職日は有給消化後である翌月中旬となった。
木曜日のPM~金曜日はクソ上司の地方出張が決まっていた。
だからこの日の午後と翌日の午前中さえ、がんばれば終わる。悪夢のような日々から開放される。
この日は嬉しくて涙が出た。
本社との内容を報告をした時「よくがんばったね」と旦那が褒めてくれたのも嬉しかった。
つづく。。。