自分に問いかけたい1冊「なぜ僕らは働くのか」を女性だけで語り合った。
私の3rd Plece の1つ、womanプロティアンで、メンバーの村井真子さん主催の読書会に参加しました!
この本は、将来の働き方について中高生に向けて書かれています。
昨年、高校入学したての娘にプレゼントしたんです。
ルビあり、マンガあり、図解あり読みやすい。
「働き方改革」による変化、未来の仕事や働き方、人生100年時代をどう生き抜くか、など大人もしっかりと理解しておくべきテーマが盛りだくさん!
学生に限らずどんな年代の人が読んでも受け入れやすい内容だと感じます。そんな多様なテーマから、今回の読書会で語り合った話題のうち、特に考えを深めた3つを共有します。
1.「仕事の種類」意外と知らない。。。
世の中にどんな仕事があるのか、それはどうしたらなれるのか。子どもたちは知見が少ないに中で “夢” を持つよう要求されることがあるよね~という話から、大人の私たちはどうだろうか~? という話題に。
私は2回の転職経験があるけど、ずっと不動産業界。取引先が多岐にわたるので、比較的様々な業界の方々と知り合います。とはいえ、その人が普段どんな仕事をしているのか説明できるほど知らないのが現実。。。30年近く社会とつながっていてもこんなものかと。
みんなと話しているうちに、様々な仕事に興味がわいてきました。もし、いろんな仕事を知っていたら・・・関わる人たちのことを深く知れるし、その人への興味も深まりそう。キャリアコンサルタントとしても当然に。
また、家庭でのキャリア教育。子どもの「やりたい!知りたい!」を「働く」につなげて、視野を拡げてあげることは、将来のキャリア選択の際にとても有効なはず。
これからの時代、1つの仕事で人生が完結する可能性が超低い中、仕事を選ぶ機会は増えるでしょう。子どもや学生だけでなく、大人もしかり!!
キャリアチェンジだってある。人生100年時代の可処分時間の過ごし方。そこに「働く」はつきものですよね。
2.タイプの違う “レンガ職人”。今のあなたはどのタイプ?
建築現場でレンガ積みの仕事をしている人が3人います。一人ずつ「何をしているのですか」と聞いてみると、最初の人は「見ればわかるだろう。レンガを積んでいるんだよ」と言い、次の人は、「レンガを積んでお金を稼いでるんだよ」と言い、最後の人は、「レンガを積んで多くの人が喜んでくれる教会を造っているんだ」と話しました。
同じレンガ積みの仕事をしていても、仕事に対する見方がそれぞれ違います。最初の人は仕事を「やらされている」意識が強いように感じるし、次の人は仕事はお金のためという意識が強いように感じます。最後の人は「人々のために教会を造る」という目的があり、それがモチベーションなっているのではないか。どの人が良いとか悪いとかではないけれど、仕事をしている時間が幸せな気持ちなのは最後の人でしょう。 と、ありました。
新卒で入社するときには、レンガ積みの最後の人のような気持ちで入るけど、だんだん変化してしまい、最初の人に近づいていくケースも多いよね~、とみんなで共感。そんな組織にならないために、若い人たちが「どうせ…」という気持ちにならないように育てていくことが必要だと実感。
今、私の職場はどうだろう?
3.その人にとっての幸せは、人と比較するものではなく、自分で測るもの。
この本にでてくる「お母さん」は、とてもプロティアンな女性。
主人公の隼人が不登校になり、実家へ引っ越して暮らすことになったため、大好きな仕事をやめた。そのことを心配する隼人に、「生きているといろいろなことがあるわ。過去にとらわれてちゃダメ!私たちはいまを生きているの。やるべきことはいまを一生懸命楽しんで頑張ること。そうすれば未来だって素敵なものになるはずよ。お母さんね、いまの暮らし、いまの仕事、両方好きよ。」と隼人に笑顔で答えます。
女性のキャリア。ライフイベントやその他様々な事情で、あきらめなてはならないこともある。どこに幸せをみつけ、どう柔軟に適応していくか。
人と比べず、自分軸でキャリアを創っていきたい!
『なぜ僕らは働くのか』 この本は、数多くのキャリア本の中でも、子ども、パートナー、同僚、友人・・・いろんな人と語り合うのに適しています。
互いのキャリア感の違いを知りリスペクトし合ったり、一緒に向かうベクトルを考えたり・・・と、キャリアをポジティブに考えていける1冊となるのではないでしょうか。
「なぜ働いているんですか?」と聞かれたら、みなさんはどう答えますか?
「career キャリア」の意味はラテン語のわだち(轍)に由来すると言われます。
これまで歩んできた軌跡を振り返り、今の自分を認め、未来へ向けた生き方を考えてみる良いきっかけになりそうですね。
Smile^^。 自分軸で創るミライへ ♪
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