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公務員保育士の育児休暇は何年取れる?

公務員保育士の育休は最大で3年取れます。

『子どもが3歳になる誕生日の前日まで』です。

私も育休期間は3年で申請しました。

これは、先輩に聞いた話ですが、今から30年も前、育休制度ができて初めて育休を取った方は、当時周りから「頭がおかしい」とか「気が狂ってる」とか言われたそうです。

けれど、そんな心無い言葉に負けずに育休を取り、育休の道を切り開いてくれたからこそ、今では育休を3年取ってもとやかく言われることはありません。

それでも、きっちり3年取っている人はあまりいなくて、復帰する時に預け先がないと厳しいので、子どもの保育園入園のタイミングを見て、育休を切り上げる人が多いかなという印象です。

保育園の入りやすさは誕生月によってもだいぶ左右されるので、そこは動向を見ながら復帰のタイミングを計っていく感じですね。

私もそうでした。

育休中の収入はどれくらい?


子どもが生まれた日の翌日から8週間は"産後休暇"になります。

この期間の給料は、普段の勤務と同じように勤務先のある自治体から給料を全額いただけます(ありがたい!)。

そして9週目以降が"育児休業”になります。

ここから子どもが1歳になるまでの間は、共済組合から育休手当(育児休業手当金)が支払われます。

支給額は、一日の給料の0.67倍、半年を過ぎると0.5倍(上限あり)になります。

(このあたりの計算は都道府県によって違うかもしれません。)

育児に専念している間も、給料の約半分を手当としていただけるのは本当に助かりましたね。

育休手当がもらえるのはいつまで?


ところが、子どもの1歳の誕生日を過ぎると育休手当はありません。

育休を最大の3年取得すると、2年間は無収入ということになります。

これが地味にきつい。

育休中って時間があるばかりに、ネットショッピングで散在しがち。

そうすると、貯金残高がどんどん減っていくんですよね。

自分の収入がない生活、少々メンタルをやられました。

育休を切り上げたいきさつ


育休中、5年後、10年後の未来を想像していました。

その中で、出した結論が、


あと5年働いたら仕事を辞めよう!

ということです。

40歳で出産したので、20代で出産した場合に比べて、子どもと一緒に過ごす時間は限られているかもしれない、"子どもの成長をできるだけ近くで見守りたい”という思い。

仕事が思うように休めないという現状は今後も変わらないだろう、産後の40代で体力面が不安、立場的責任の重さなど、抱えるものが大きいこと。

いろいろと考えを巡らせた結果「あと5年、全力で頑張ろう!」

そう思って、3年で申請していた育休を大幅に切り上げ、仕事復帰をすることにしました。

このあたりのことは、(以下の記事で詳しく書いています。

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