わたしの思い出のW杯 written by アイドルは東欧のマラドーナ
わたしの思い出のW杯は、1994年アメリカ🇺🇸W杯一択。
その名場面といえば、大会を通じて試練を乗り越えつづける「アッズーリ🇮🇹の苦悶の表情」でしょう。
苦悩を滲ませるカルチョの男たち
決勝PKをハズし俯くロベルト・バッジオを筆頭に、
途中出場からの即退場となり、ひざまずきながら涙を流すジャンフランコ・ゾラ、
そして右膝を痛めてベンチへ下がるフランコ・バレージ。
汗と涙と苦悩を滲ませるカルチョの男たちの顔が今も思い出されます。
心に刻まれた一本のビデオテープ
開催当時、小学生だったわたしは、親の仕事の都合で東南アジア某国におりました。
そこではインターネットは使えず、衛星放送もそれほど発達していなかった時代です。
そんな折、日本にいた祖父が、NHK BS1の特集番組『'94ワールドカップサッカー 激闘 三十一日間のサバイバル』をビデオテープに録画して、送ってくれたのです。
繰り返し繰り返し、擦り切れるほど見たはずなのですが、有り難いことにそのビデオテープは健在です。
泣ける
子どもの頃は、ただイタリアが優勝できなかった物語として受け止めていましたが、大人になった今は、なんとも泣けます。
不調に見舞われながら、それでも役割を全うしようとバッジオが過ごした日々(そして実際に結果を出す)や、
バレージがすぐ手術後まさかの決勝出場を果たすまでの苦労に思いを馳せると、涙を禁じえません。
ちょうどカタール🇶🇦W杯を前にDAZNで視聴できるようになっている
『マラドーナの凋落:94年W杯アメリカ大会』を視聴し、
あの頃すごした日々の記憶から、大会の思い出までを思い出すことができました。
(そして知らなかった映像、情報も)
果たして今大会はどんな選手が、苦悶の表情を浮かべつつも試練を乗り越える姿を観られるのでしょうか?
あ、、、、アズーリ🇮🇹は出られないんでした。
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