売茶翁の「友を携えて糺に遊ぶ」の糺の森へ
"糺"という漢字は残念ながら、売茶翁を知るまで読めなかった。
漢字そのものと"タダス"の響き、そのどちらも神秘的ですぐに惹きつけられた。ここにもまだ行ったことがない。写真で調べた時には明治神宮を思い出したけど、明治神宮が人工なのに対してこちらは自然。しかも昔のままらしい。
動画を撮ったのだけど、noteに動画はアップできないらしい。残念。すごく清々しかったのに。
平安貴族が占いをした水辺とか古い祭事の跡が残っているのがドキドキした。烏帽子被った貴族が’昔ここにいたなんて。
下鴨神社に到着。思っていたよりボロッとしてる。屋根が茅葺。
手水舎で手を清めた時、水が冷たくて絶対に美味しいと思った。飲みたいな。口も清めたけど飲みはしなかった。
きっとこれは売茶翁の詩に出てくる水と同じ。
と信じたい。決して水道水ではないと思いたいけど、多くの人が口に含むことを殺菌しておかないとかな。売茶翁が飲んだ糺の森の水は、洛陽第一の泉で甘かったと。水が甘い時のことを調べてみると、カリウムを多く含む硬水は甘く感じることがあると書かれていた。"この世のものとは思えない"味って、売茶翁の感嘆は現代の基準で考えるとなかなか大袈裟で、どんだけ〜と叫びたくなる。コピーライティングのセンスも良さそう。
シュールだった顔出しパネル。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?