50代からの登録養成課程 中小企業診断士1次試験(R6)の受付が開始しました
2024年4月25日~5月29日まで、令和6年度中小企業診断士第1次試験案内(申込書)の配布がはじまります。
昨年は科目合格だったので郵送で案内が届きましたが、2年前の初回受験の時は協会まで案内書を取りに出向きました。その時の数か月にわたって準備をしてきた戦いがいよいよ本番を迎えるとなり、沸き上がった高揚感はいまでも覚えています。
そこで本投稿では私が2回目も科目受験が差し迫ったまさに受験案内が届く時期の頃、合格科目をどうとらえたかについて、書き留めます。
科目合格済みの科目の再受験の是非
中小企業診断士の1次試験はマークシートとはいえ、7科目あります。試験の仕組みとしては、科目合格制度があり、且つ、得意科目で苦手科目をカバーして1次試験を突破できるのですが、この制度を2回目の1次試験でどう使うかというのは皆さん迷われます。前年に1次試験の合格ラインをクリアした実績のある科目を再度受験をして、総得点の底上げに活用するか、それとも不合格科目だけで試験に臨むのか、絶対的な正解はありません。
個々人が自分の性格やバックグラウンドにある知識をベースに以下の軸で考えて判断する必要があると思います。
合格科目の再受験の是非判断
1)当該科目について、試験勉強以外で知識を体系的に得て活用しているか
2)過去問ができるだけでなく、当該分野の最新情報を熟知しているか
3)難易度が高く一次不合格の要因になっても「是非に及ばず」と言えるかこの3点で2つはYesであれば、科目合格した科目を再度受験するのもありかなと思います。(が、絶対ではないです)
かく言う私は初年度に科目合格をした「経営情報システム」を再度、受験科目に入れて、点数加算を狙うか迷いましたが結局は前年不合格科目のみで受験をしました。
実際に経営情報システムの科目については、過去問では
H29 60 (1回目)
60 (2回目)
H30 60 (1回目)
72 (2回目)
R元 68
R2 68
R3 64
R4(本試験) 72
と点数を取得しましたし、LECやTACの模試でも問題ない点数でした。
しかし、初めての本試験であったR4に、問題の傾向がガラリと変わったような感覚を受け、難易度が上がりました。
「過去問だけ勉強しただけでは合格できない科目になった」と感じました。
過去で勉強した単元や内容が実際の本試験で出題される割合が少ない(少なくなる)と直感で感じ、最終的には昨年合格した他の科目も含めて再受験は1つもせず、これまで1年間がんばってきた科目で合格を勝ち取ろうと決断をしたのはGW過ぎたぐらいで、その後郵便局に科目免除の印字された受験票を内容変更せずに振込&郵送をしました。
私の場合はそれが結果功を奏して1次試験合格になりました。それだけです。もちろん、再受験をしてそれが得点を押し上げて合格をつかみ取ったかたもいると思いますので、「人それぞれ」です。
2回目の1次試験で受験をした、前年不合格の3科目の勉強の取組方針については、以前の私のNote記事でも記載しています。
そして、先ほどから出ている、初年度(R4)の経営情報システムを受験した際の感想はこちら
GWにたくさんの勉強をし、その手ごたえなどから、最終的に自分の受験する科目を決断をし、あとは勉強のラストスパートをするのみです。
今年は私は登録養成課程の課題や遅れのキャッチアップにGWを使います。内容やプロセスは人それぞれですが、中小企業診断士を目指す皆様と共に充実したGWにしたいと思っております。共にがんばりましょう。
最後までご覧くださりありがとうございました。