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50代からの登録養成課程 在宅ワーク者の増加による書斎ニーズの増加について

 私は30年近く勤務経験のあるサラリーマンです。転職経験はありませんが、今の会社は在宅ワークが認められています。もともとは育児休暇や介護休暇などの時短をしている方向けの在宅勤務でしたがコロナを経て在宅ワークが社内でも主流になりました。
 そんな環境下ですが、私自身が50歳になる目前に、会社はキャリア自律を各社員が目指すべきと伝え、また副業も認めるなどと働き方の多様性やそれに対応するための制度などがここ数年で急に変わったように感じ、私自身も年齢的にも会社以外での新たな社会への貢献などできるようにしとかねばならないと考えて中小企業診断士の資格取得を独学で目指すことを決意しました。その後、第1次試験に合格した後は独学からリカレント教育の環境で実践力を身に着けるべく、登録養成課程に入学するに至りました。
 ここ数年の資格勉強とリモートワークにあたり、その場所は自分にとって快適な空間のもとで学びも仕事もしたいと思い、少しずつではありますが、改良をしてきました。
 今回は自分がリモートワークや資格勉強をするにあたり、自宅の環境をどう変えてきたかについて、書き留めます。

DIYと既存品の使いまわしでコスパ重視

 私の場合は部屋の増改築などはしませんでしたが、部屋の寸法に合わせた机をDIYしました。簡易なDIYではありますが、L字型にしたオリジナルの机によって、私の勉強や仕事のモチベーションもあがり、リモートでの作業はオフィスよりも快適且つ生産性が高まった感じがしました。
 椅子については、食卓でつかっていた椅子を使いまわすことにしました。ただ、長時間座るために体との接地面はしっかりと気を配ろうと、クッションについては自分でこだわって購入しました。このクッションは中小企業診断士の試験会場に持参をしたり、登録養成課程の授業でも使ったりと愛着のあるグッズになっています。
 オフィス勤務の頃はディスク周りに便利グッズを用意したり、マイコーヒーを作るマグカップを持っていったりしてマイスペースを作ってましたが、リモート環境はそれよりも働きやすく、また通勤もなく、Coffeeも自宅で作れることからリモートワークの良さを実感しました。
 また、安価ですがディスプレイを調達し、マルチディスプレイの環境を自宅で作り、TeamsやZoomを使ったミーティングが主流となった際にも自宅から生産性を落とすことなく作業できる環境を作りました。結果的に仕事もはかどり、またその環境で資格の勉強やそれに付随する調べものなどをするのにも活用してきました。
 その後、手狭になったDIYで作った机から、実家にあった大きめのデスクに変更し、机面のスペースも広くとり、書斎としての環境を充実させてきました。子供が中間や期末試験の勉強をするときにもこの環境を重宝して使うようにもなりました。こういった書斎のような空間の他、状況に応じてリビングや和室など自宅の別室での仕事も状況に応じて使うことでカフェでの仕事や勉強にわざわざ出向くことは無くなりました。
 そして終業後の「ちょい飲み」もなくなったことで自分の時間とお金に余裕ができて、ワークライフバランスは格段に向上しました。

今後の住宅に求められる空間

 仕事のみならず、勉強する環境として、デジタルツールを使うのはデフォルトですし、家に住む人たちは歳を重ね、成長をするとともに、勉強するスタイルも変わってきます。これからの住宅には、メインのワークスペースのみならず、子供の成長などにも合わせたいくつかのワーキングスポット/勉強スポットを宅内に点在させておくような間取りが割と人気を博すのではと体感しています。私自身、仕事、勉強を子供たちと少し離れた空間で、完全にひきこもるのではなく、お互いが頑張っている空気や「体温」が伝わる距離感や解放感の中で行うことが相互に良い影響を与えることができると感じています。
 自宅はオフィスとの通勤で選ぶのではなく、家の中でどれだけ社会に付加価値を与えられる環境を配備できるかが増々重要になってくるのはでと思います。
 独立したら事務所を持ちたいと思っていますが、まずは自宅内で同じような環境を構築して、資格取得後の社会貢献となる付加価値をだせるように環境面でも充実させる準備をしたいと思ってます。

 最後までご覧くださりありがとうございました。

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