ぜひ通して聴いてほしいアルバム 10選
昨日、やっと先週の関ジャムを観まして。
先週の特集は、アルバムで聴いてほしいJ-POPの名盤。
確かに、サブスク全盛時代になって「アルバムを通して聴く」という機会が一気に減ったように思います。好きな曲を好きな時に聴くというのが今の主流なのかもしれない。実際私もあの曲聴きたい、次はあの曲、と、好きな曲を好きなように聴くことが多くなりました。
でも、アルバムを通して聴くことの良さも知ってまして。ちゃんとアルバムとして作り込まれた作品こそ、ついつい通しで聴いてしまう。1曲目を聴き始めたと思ったら、知らないうちに最後の曲を聴いている。通しで聴くとなんだか心地いい。
ということで、今日はぜひアルバムで聴いてほしい個人的名盤を10選紹介します。選ぶのに迷った、、、全部おすすめです。
シンシロ/サカナクション
今や普通にテレビでお見かけすることが多くなったサカナクションの3rdアルバム。1曲目からサカナクションの世界観に引き込まれ、アップテンポな曲が続くと思ったら、お得意のゆったりな曲がずらっと。最後にまた盛り上げてくれて、最後は壮大さを感じる曲で締め。個人的に一番好きなサカナクションのアルバムをチョイスしましたが、他のアルバムもアルバムとしての完成度が高いので、どれも通して聴いてみて欲しいです。
parallel park/tacica
tacicaのいいところがギュッと詰まったアルバム。当時は北のBUMPと呼ばれていたりいなかったり。これも最初に紹介したサカナクションのアルバムと似たような構成で、キャッチーな曲、ロックな曲、ミドルテンポの曲がいい感じに並べられていて、聴き飽きない。ちなみにタイトルに生きものの入った曲が妙に多いですが、初期のtacicaはこんな感じでした。
Sympa/King Gnu
関ジャムでは、最新アルバムのCELEMONYが紹介されていましたが、私はSympaの方が好み。大きく3部構成になっていて、アップテンポからどんどんテンポを落としていくような流れになっています。完成度が高すぎて、あっという間に聴き終わります。これがメジャーデビュー1stアルバムっていうんだから本当に恐ろしい子たち(称賛の言葉)。
Ghost Apple/People In The Box
タイトルが曜日と部屋の名前の曲が1週間分、7曲入ったアルバム。元々、ピープルはこういうコンセプトのはっきりしたアルバムを作ることが多くて。またまた個人的お気に入りをピックアップしました。7曲しかないので、色んな意味であっという間に終わってしまう。音楽聴いているっていうよりは、演劇見てる感じがします。なんでかわかりませんが。。
ordinal period/BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHIKEN 5枚目のアルバム。インスト曲が何曲か入っていて、このアルバムの世界観を彩ってくれている感じがします。関ジャムでも話題に上がっていたけど、サブスクで聴くと曲間に妙な間が入ってしまうので、このアルバムはぜひCDで聴いてほしいです。所々曲間を挟まずきれいに繋がってますので。
Trash We’d Love/the HIATUS
エルレが活動休止になって、細美武士は一体どんな音楽を作るようになるんだろう、と、期待半分不安半分で聴いたアルバム。エルレとは全然かけ離れた感じではあったけど、綺麗でキャッチーなメロディで聴かれてくれる曲がずらっと並んでいて、これまたあっという間に聴き終わります。最後まで飽きさせないような曲順になっているので、ぜひ通しで聴いてみて欲しいです。
Nothing But Thieves/Nothing But Thieves
サマソニで彼らのライブを初めて観て、その後出たアルバム。(後々知ったけど、確か音源出してないのに来日したんだったかな)1stアルバムでこのクオリテイ。出だしがちょっと不気味な感じで、嫌いな人は嫌いかもしれないけど、2曲目からはゴリゴリのUKロックです。完成度が高くて驚いたし、もちろん最後まで飽きずに聴けました。
The Man Who/TRAVIS
もはや何もいうことのない、TRAVISの名盤。とにかく最初から最後まで心地いい。ホッと一息つきたい時にオススメです。
QUIZMASTER/NICO Touches the Walls
うーん、どれにするか悩んだんですけど、直近のアルバムをチョイスししてみました。NICOにはキャッチーなイメージを持った方が多いのかなと思うんですが、残念ながらこのアルバムは全然キャッチーではありません。ただ、聴けば聴くほど病みつきになるスルメのようなアルバムですので、一度聴いて好きになれなくても何度も聴いてみてください。色んなNICOの一面を見られるアルバムになっています。
TITLE/ストレイテナー
最後はテナー。結構前にリリースされたアルバムですけど、わたしの中では今でもTITLEがテナーの中では一番の名盤だと思っています。とにかく間違いなくカッコいいので、ロックが好きな人は通しで聴くべし。
以上、わたしが選んだ通しで聴いてほしいアルバム10枚になります。だいぶ偏りがありますが、気に入ったものが一つでもあれば嬉しいです。そして、ぜひ1曲目から通して聴いてみてください。飛ばさずに聴くことで、何か新たな発見があるかも。