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風景:いる/みる/みえる を、見た 2

ガイダンスセンター・いきかえり

参加型音声作品。
閲覧者は、商店街を往復する。
・往路はMPレコーダーに吹きこまれた音声を聞きながら歩く。
・復路は反対に、レコーダーに音声を吹き込みながら歩く。
・吹き込む際、周りの景色の実況を「過去形」ですること。
こうすることにより何を感じさせたいかというと、
・過去形の実況により「自分より前の時間軸(の閲覧者)の強調」
・復路の実況を聞きながら往路を歩くことにより、景色のずれや重なる地点の強調
というインスタレーションなんですって。なるほどなあ。
自分の前の人は商店街関係者だったのか、過去形とはいえ「過去の商店街の思い出話」をしてくれました。まあ、いいか。

写真

実は参加型の展示はもう一個あって、「開催期間中の風景を撮って送ってね」というものだった。ふつうに忘れていて期限が過ぎたので、このnoteに貼ってお茶を濁そうというわけ。

伊藤家から見える外の通路
運河へ降りる階段と坂
運河へ降りる階段と坂

縦の構図が好きなのかな

面白い体験だったな。「一見意味不明にみえること」を恐れず提示して、「その意図を言語化できること」に激しく憧れる。
ので、今回は感想を言語化してみた。ほとんど聞いた通りではあるんだけど…。
現代アート、他のも見たくなりました。


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