本の感想〜いつか、アジアの街角で〜
新しい本との出会いがあったので、感想を記載します。
どこか、ほっこりする内容かつ旅行に行きたくなるような本です。
いつか、アジアの街角で
本との出会いは、本屋さんで新しい小説を読みたいな、と思い
ぶらぶらしてたときでした。
表紙に、美味しそうなマンゴーかき氷。
そして作者を見ると6名の女性作家さんの記載。
短編集も面白そうだなと思い、購入しました。
あらすじ
『隣に座るという運命について』中島京子
文芸サークルで偶然に出会ったエイフクさんは幽霊?
『月下老人』桜庭一樹
家事を出した台湾料理屋が探偵屋の1階に転がりこんできて……。
『停止する春』島本理生
勤続15年目のある日、会社を休んだ。次の日もその翌日も。
『チャーチャンテン』大島真寿美
1997年夏の香港でお腹のなかにいたあの子は、2022年に東京で……。
『石を拾う』宮下奈都
わたしの身体の中には活火山があって、ときどき噴火する。
『猫はじっとしていない』角田光代
1年前にいなくなった愛猫のタマ子が、夢の中に出てきて……。
あの街の空気が呼びおこす遠い記憶と、かすかな希望、そして――
文庫オリジナル 珠玉のアジア・アンソロジー
感想
私のおすすめは、『月下老人』です。
舞台は、新大久保で。主人公は探偵。
ここまでみると、大きな事件が起こるのか?
と思う方もいらっしゃるでしょうが、残念ながら起きません。
ただ、1つずつのヒョンな出来事が線となり
最後はほっこりした気持ちになれるような物語です。
(ネタバレをしないように記載するってむずかしい・・・)
台湾料理が、登場するのでお腹すきます。。
まとめ
この短編集は、ほっこりした内容です。
読み終わったあとには、やさしい気持ちになれる内容でした。
また、アジアを旅しているような感覚でした。
ぜひ興味があるかたは、読んで見てください。