2024/06 CTOオープン社内報vol.11 『Kotlin Fest 2024にスポンサーしました』
皆さんこんにちは!スマートラウンド CTO の小山( @doyaaaaaken )です。
このオープン社内報は、CTOである自身が普段「なにを感じて、どんなことを考えているか」について、月に一回、社内へ共有する試みです。
“オープン社内報” という名称のとおり、この文章の内容は一部編集した上で会社ブログに公開する予定です。
今回のテーマ
今回はKotlin Fest 2024にスポンサーする話についてです。
Kotlin Festは、プログラミング言語Kotlinに関する国内最大のカンファレンスです。
イベントは6月下旬なのですが、「ノベルティ付き参加チケット」400枚が結構前に完売しており、「ノベルティなし参加チケット」もまだあるので、多数の方が参加し大盛り上がりしそうな気配が出ています。
この記事ではスポンサーした背景や、スポンサー活動の中でやったことについて紹介します。
スポンサーした背景
スマートラウンドはKotlinと長い付き合いです。
創業期である5年前から現在までサーバサイドでKotlinを使い、プロダクトを開発してきました。
またサーバサイドKotlinに関する技術勉強会 “Server-Side Kotlin Meetup” を、これまで他社さま(justInCaseTechnologiesさん、マネーフォワードさん、ユーザベースさん)と共同で開催してきました。
当時は特にサーバサイドでのKotlinの活用に関して国内のコミュニティがまだ成熟しておらず、コミュニティを盛り上げるため志を同じくする他社さまとともに勉強会を立ち上げ、継続開催してきました。
Kotlinの技術勉強会の中では日本最大の規模であり、すでに11回開催しています。
「Kotlinと古く長い付き合いがある企業として、Kotlinコミュニティを盛り上げる」意味で今回Kotlin Festにスポンサーをしました。
またこのスポンサー活動を通じ、Kotlinユーザの方々にスマートラウンドについて知ってもらいたいとも思っています。
スポンサー活動の中でやったこと
「せっかくスポンサーするので、しっかり取り組まなければもったいない!」ということで、スポンサー活動の中でいろいろなことを行ってきました。
なお僕が考えたかのような書きぶりになっていますが、ここに記載したほとんどの活動は弊社でDevHRも兼任しているプロダクトエンジニア福本さん( @terry_i_ )がアイデア出し・企画・実行まで対応してくれました。
ノベルティ
スポンサーとなった関係で、ノベルティを配れることになりました。
(ノベルティとは会場で配られるグッズのことです。会社名が入ったボールペンとか、よくありますよね。)
「実際に使ってもらえそうで皆が喜んでくれそうなもの」を、いくつかアイデア出しし最終的に決まったものがこちらです!👇
これは名札にペタペタ複数枚貼ってもらうことを想定した、小さなステッカーです。
来場者は名札をつけるであろうことを想定し、自己紹介のネタとなるようなハッシュタグステッカーを作りました。
余談ですが、このステッカーは福本さん( @terry_i_ )自身がデザインしたそうです。すごい!
特にKotlinは、サーバサイド・Androidを始めとし、様々なプラットフォーム上で利用できる言語です。
そのため来場者が交流する上で各人の属性がわかると役立ちそうだと考え、このノベルティにしました。
来場者のみなさまはぜひ使っていただけますと幸いです!
おまけ:ボツになったノベルティ案
他にも今回お蔵入りになったアイデアも、面白かったのでおまけとして載せます。
傘カバー
開催が6月下旬ということで、梅雨入りして当日雨が降っている可能性があるので、候補に上がりました。
ペットボトルカバーにも使えたり、ノベルティとして被りづらいので印象に残りやすそうという点も良い点でした。
「起業の降らぬ先の傘」みたいに、スマートラウンドの領域であるスタートアップ支援ネタと絡められそうなのも良い点でした。
うちわ
開催が6月下旬ということで、すでに暑い可能性があったり、あるいはKotlin Fest後も使ってもらえる可能性があるので候補に上がりました。
「IPOして左団扇したい」みたいな、スマートラウンドの領域であるスタートアップ支援ネタと絡められそうなのも良い点でした。
Kotlin Fest予習イベントの開催
Kotlin Fest 2024を盛り上げるため、justInCaseTechnologiesさん、マネーフォワードさんと共催で、予習イベントを6/12(水)の19:30〜22:00に開催することにしました。
Kotlin Fest 2024とコラボし、Organizerのたろうさんや、運営のShoco Satoさんや、Kotlin愛好会運営メンバーでKotlin Fest 2024にも登壇する竹端 尚人さんから、Kotlin Festを楽しむための知識を語っていただく会です!
オンライン参加もできますし、オフライン参加枠もまだ残っているので、興味持っていただけた方はお気軽にぜひお申し込みください!
社内から登壇者・参加者募集
「せっかくなのでスマートラウンドからも誰か登壇できたらいいね」という話になり、社内からは2名が登壇希望を申し込ました。
結果、通過率15%の狭い門だったこともあり、残念ながら2名とも通りませんでした(なんと応募が111件もあり、採択はそのうち17件でした。激戦…!!!)。
登壇ではなく参加を希望するエンジニアも多数いたため、スマートラウンド社からはエンジニア4~5名程度が参加する予定です。
現地でお会いする方は、ぜひ仲良くしていただけますと嬉しいです!
スポンサー判断に至るまでの舞台裏
Kotlin Fest 2024がスポンサー募集したとき、個人的にはスポンサーになってもいいのではないかと考えました。
一方でスマートラウンドや僕自身に、技術イベントへのスポンサー経験がなく、「どういう考え方でスポンサーになるべきか」「スポンサーになった場合は何をするといいのか」の解像度が非常に粗い状態でした。
そこで国内の技術イベントに複数スポンサーをしてらっしゃる、スマートバンクのCTO堀井さんにアドバイスをいただきに行きました。
経営としてスポンサーについてどう考えてらっしゃるのかや、実際にスポンサー活動を行う際の実務的な考え方などについて教えていただき、大変参考になりました。
(スマートバンクさんはRuby Kaigi 2024へスポンサーした際の話について詳しく公開されてらっしゃるので、スポンサーの考え方に興味がある方にはオススメです)
その後、経営会議で「古くからKotlinを利用してきて、Kotlinコミュニティを盛り上げてきた企業として、Kotlinエンジニアが多数集まるイベントで認知してもらいたい」意図について話したところ、すんなりご理解をいただけ、今回スポンサーするに至りました。
その他、スポンサーに関わる雑感
(※ このセクションは社内のみ公開です)
以上です。
どんなことを考えてスポンサー活動をしているのかを、興味がある方にシェアする目的で今回書きました。
ご不明点や質問があれば遠慮なくください! 👍
ここまで読んでスマートラウンドに興味を持っていただいた方や、もっと話を聞いてみたい!と思われた方はぜひこちらのGoogleフォームからご連絡ください。
現在、smartroundではプロダクトを爆速で開発すべく、エンジニアを募集しています。詳しくは採用ページからもご確認いただけますので、ぜひご覧ください。
今までのCTOオープン社内報はこちらからどうぞ!